ビットコインの基礎知識

仮想通貨のトップ2である「イーサリアム(Ethereum)」を利用したいワケとは?

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ビットコインを超える可能性がある唯一(?)の銘柄に注目

出典:ethereum

2017年は日本の投資家にとって仮想通貨元年になったと言っても過言ではないほど、様々な動きがありました。
仮想通貨の中でも主要となるビットコインの価格の高騰。それから2017年7月下旬の日本の仮想通貨取引所各社が取引を停止し、すぐに再開したこと。記憶に新しい内容だけでも様々なことが起こりましたね。

仮想通貨はシェア1位のビットコインのほかはアルトコインと呼ばれます。仮想通貨とひと口に言っても2000種類もの銘柄があるとされます(1000種類だけなど諸説ありますが)。

そんなアルトコインの中で最も人気の仮想通貨銘柄が「イーサリアム(Ethereum)」になります。ビットコインが時価総額4.4兆円に達しているとされる中、イーサリアムは2兆円超。取引規模が大きいということは多くの投資家が信頼して売買を行っていることになります。

ここではそんなイーサリアムがどんな仮想通貨なのかを紹介していきます。

アルトコインではシェア率第1位のイーサリアムとは?

アルトコインではNo.1、仮想通貨全体では2番目に大きな取引量を誇るイーサリアム
日本の仮想通貨業界ではほぼすべての取引所において取り扱っているほどの銘柄で、首位のビットコインと合わせたらこの2銘柄が仮想通貨のすべてと言っても過言ではないほど流通しています。

イーサリアムの単位はETHと表記されます。では、そんな仮想通貨イーサリアムとはいったいどんな銘柄なのでしょうか。まずはイーサリアムの基本情報から順番に紹介していきたいと思います。

仮想通貨「イーサリアム」そのものについての基本情報

イーサリアムは2015年7月にリリースされた仮想通貨で、現在はアルトコインの中では最も取引量が多い銘柄になります。主要な仮想通貨であるビットコインと同様に、採掘という手法で新規発行されています。

この採掘はブロックチェーンという、一定期間ごとに取引などのデータをとりまとめたブロックの連なりを作る作業です。
すべての売買情報を一定の期間ごとに作り、それが承認されるとブロックを最後のブロックに繋げていくことから安全性が保たれているものとされます。

つまり、作られたブロックは変更できないため、かつ誕生したときから連なっていることから、誰かが途中で改ざんし、イーサリアムを盗み出すことができないのです。そんな採掘を行った業者には報酬が支払われ、それによってイーサリアムが増加していくわけです。

イーサリアムはビットコインよりも後発ですので、ビットコインの仕組みを踏襲しながらも新しい概念を組み合わせているものになります。
ただ、この採掘は「プルーフ・オブ・ステーク」という方式に移管する予定があります。
現状の採掘はプルーフ・オブ・ワーク方式で、このプルーフ・オブ・ステークはプルーフ・オブ・ワークの代替システムとして、イーサリアムの保有割合からブロックの承認割合を決めるという方針になるものです。

現在の採掘の方式ではブロックチェーンを維持する費用がかかりすぎ、また採掘の中央集権化と企業支配傾向の増加などの問題点を解消できるとされます。

間違えて憶えていない!? イーサリアムと「イーサリアム・クラシック」

仮想通貨の銘柄をよく調べている人は「イーサリアム・クラシック」という銘柄があることにお気づきかと思います。
これはイーサリアムの前身ではなく、クラシックとはありますが逆にあとに出てきた仮想通貨です。
イーサリアムとは似ていますが、関係はありません。

イーサリアムは前項で説明しましたが、ビットコインとは違って採掘などに関して中央集権化した状態にあります。
仮想通貨の最初の銘柄であるビットコインには中央サーバーがありません。つまり、中央に管理する人がいないので、誰かの利害や意図的ななにかを発動することはできません。しかし、イーサリアムはそれができてしまう可能性があるのです。

イーサリアム・クラシックはこういった中央が介入するのがよくないと考えた人々が、概ねイーサリアムに似たシステムで新たに構築した仮想通貨の銘柄になるわけです。

現状はイーサリアムの方が取引量は多いですが、イーサリアム・クラシックも取引高では上位10位には入っているので、人気の銘柄であると言えます。ですが、イーサリアムとは違いますので、取引の際には注意してください。

これから人気がさらに上がるイーサリアムの特徴を押さえておく!

イーサリアムには首位ビットコインとは違った魅力が詰まっています。
イーサリアムにはどんな特徴があるのか。それを知ることでイーサリアムの性格や取引の方法などが見えてくることかと思います。アルトコインというとビットコインと「その他」という印象を受けてしまいますが、それでも2兆円を超える時価総額規模を持つ仮想通貨です。

2000種類はあり、実際に取引されるのは700銘柄くらいだとされる仮想通貨の中でも時価総額が100万円以下という銘柄も少なくありません。そんな人気のイーサリアムの特徴をまとめてみました。

スマートコントラクトがビットコインとイーサリアムを大きく分ける!?

イーサリアムは市場に登場したのが2015年と、主要銘柄のビットコインよりも6年もあとになります。
ですので、イーサリアムはビットコインのシステム構造に似た部分がたくさんあります。例えば、ブロックチェーンで安全性が守られていたり、採掘が行われる点などです。ですが、後発の強みもあって、ビットコインが持つ機能よりもさらに使い勝手のいい機能を備えているのが大きな特徴になります。

このイーサリアムの大きな特徴は「スマートコントラクト」という技術が組み込まれている点です。
イーサリアムはビットコインと違ってユーザーが契約内容などの定義も書き込めるようになっているのです。これによってビジネスの支払いなどに細かい規定を作ることができ、ビットコインよりもビジネスツールとしての利便性が高いという魅力があります。

スマートコントラクトは取引契約を自動的に実行し保存していく機能になっていますので、例えば誰にいつ送金するといった契約内容が自動的に実行することができます。
契約が実行されれば、実行内容はブロックチェーンに保存されます。もし相手側に契約不履行があった場合でもイーサリアムの回収が容易になるメリットもあります。

ビットコインではすべての取引記録を管理しているとはいえ、契約内容は管理していません。
イーサリアムなら契約内容まで管理でき、中央機関を介さずに契約を自動的に執行できる。これはイーサリアムの大きな特徴でしょう。

イーサリアムがアルトコインの中でも普及した理由とは?

数ある仮想通貨の中でアルトコインと呼ばれるものの中からどうしてイーサリアムが突出して普及したのでしょうか。

最大勢力のビットコインが4.4兆円の時価総額に対してイーサリアムは2.3兆円に迫っています(共に時価総額は2017年6月上旬時点のもの)。この2銘柄で世界の仮想通貨業界のほとんどを牛耳っているわけですから、普及するにはそれなりの理由があるのかと思います。

そこで、ここではイーサリアムがどのようにして仮想通貨業界で普及したのかを調べてみることにしましょう。

イーサリアムがほかの銘柄よりも普及した本当の理由は?

イーサリアムがビットコインに続いて人気が出ているのは、ビットコインで多くの投資家から信頼を勝ち得ることになった暗号技術のひとつであるブロックチェーンを採用している点です。
ビットコインで実績があるので、よくわからないシステムよりはいいと思う投資家は少なくありません。

また、イーサリアムは送金のスピードが早いと定評です。ビットコインなどは場合によっては数分かかることもあるなど、タイムラグが生じます。
しかし、イーサリアムなら調子がいいと数秒で送受金が完了するのです。

それから、イーサリアムの開発者がロシアのプーチンと会談したというニュースもあります。
ロシア政府が興味を持っているので、一般的な貨幣と同じで政府の後ろ盾ができたのではないかと憶測されるのも普及した理由かもしれません。これによって多くのプロジェクトが資金集めをするのにイーサリアムを介して行ったということもあり、よりイーサリアムの信用度が増し、普及したのだとされます。

いずれにせよ、投資家という人種はひとつの投資対象にすべてを投資することはありません。
必ず分散投資をしてリスクヘッジを行うものです。そのときに仮想通貨であればビットコインとアルトコインになるわけですが、システムがビットコインに似ている上に、信頼できそうな理由がたくさんあるイーサリアムに白羽の矢が立ち、業界第2位の勢力になっているというわけです。

イーサリアムにおけるコインの発行枚数はいったいどれくらいになる?

ビットコインがその価値を保持し続けるのは様々な理由があるのですが、ひとつに発行枚数に限度があことが理由に挙げられます。ビットコインはすでに半分が発行され、最大で約2100万ビットコインになる予定です。

イーサリアムは実は発行枚数の限度はあるとされていますが、未決定の状態です。仮想通貨は一般的な商品と同じで、無尽蔵に発行されると徐々に仮想通貨としての価値が失われます。
ですので、必ず発行枚数の限度はどこかで決定するはずですが、現行は不明のままです。

すでに発行された枚数はわかっており、初期の発行で7200万ETHが発行されました。
この中で6000万ETHが一般投資家などに売却され、残りの1200万ETHは開発者たちに引き渡されました。そして、2017年2月末の時点でイーサリアム発行数は8930万ETHに到達しているとされています。

今後発行枚数限度が確定すれば、さらにイーサリアムの価格は高騰することでしょう。

イーサリアムの現状を知っておくことは今後の値動き、価格を知ることになる!?

イーサリアムの現状はどうなっているでしょうか。
仮想通貨は通貨として保有し、買いものや支払いで利用するよりも資産運用としての側面が現状は強いかと思います。イーサリアムは契約内容をブロックチェーンに組み込めることでビジネスユーザーにも便利ですが、一般投資家としては売買での利益追求の方が望ましいでしょう。

今後イーサリアムがどうなっていくのかは特に個人投資家の関心事なのではないでしょうか。
それを知るにはまずは現状がどんなものなのか。値動きの基本はどんな感じなのか。そういった事柄をまずは押さえてみるべきでしょう。

イーサリアムの現状は脆弱性の発見で信頼がやや低下した事実があること

イーサリアムは仮想通貨のアルトコインの中では最も取引の多い銘柄です。
ですが、ビットコインよりもあとから登場したこともあり、仮想通貨銘柄のシェアのトップを取ることはまだ難しい状況です。

また、イーサリアムはまだまだ改善の余地があるとされる脆弱性があり、仮想通貨銘柄のひとつ「ステータス」のICOでイーサリアムの取引ネットワークがオーバーロードしてしまったことがあります。
ICOというのはクラウドセールのことで、サイトによっては株式でいうIPOに似たものと説明しているところもあります。
これは企業や団体が開発費や研究費として資金調達をする方法のひとつです。この場合はステータスを開発したい人たちが資金集めに動いた際に起こったことです。

イーサリアムがオーバーロードしたのはステータスを買う投資家たちがイーサリアムの売買に集中しすぎ、ネットワークが混雑している隙を狙って過負荷をかける攻撃を外部から仕掛けられたからです。
イーサリアムの脆弱性が露呈したことでイーサリアムは実用的な仮想通貨ではないと結論づける評論家もいて、ビットコインほどの普及はまだ見込めないのが現状です。

ですが、2兆円超の時価総額はビットコインの半分の規模にはなっていますから、今後最も期待できる銘柄であることも事実です。
日本の仮想通貨取引所では必ずといっていいほど、主要なアルトコイン銘柄のひとつとしてイーサリアムを取り扱っています。ですので、仮想通貨で資産運用をしたい投資家はイーサリアムにいつも注目しておくべきでしょう。

イーサリアムの日々の値動きに特徴はあるのだろうか?

イーサリアムの値動きはビットコイン同様に乱高下がよくあります。
ビットコインよりも1単位の日本円価格は小さいですが、仮想通貨を資産運用に利用しようという投資家はビットコインだけで運用することは稀なことで、アルトコインの中では最も流動性の高いイーサリアムに投資することになるかと思います。

これはつまり、今後仮想通貨全体の取引高が上昇すれば、自ずとビットコインとイーサリアムの価格が上がっていく可能性が高いということになります。
チャートなどに現れる値動きの細かな上昇下降がビットコインとイーサリアムで一致しているわけではありませんが、全体的に底上げされるのではないかと考えられます。

特に、日本における仮想通貨元年ともいえる2017年においては確実に価格が上がっていっている状態で、今後このトレンドがどこまで継続されるかが分析の焦点になるかと思います。

イーサリアムの登場から2017年5月までの実際の円建て価格の推移

イーサリアムは2015年7月に登場したばかりの仮想通貨の銘柄です。
ビットコインほど単価が高くないことから、今からでも参入しやすいというメリットはあるかと思います。

イーサリアムは2016年1月の時点で1ETHあたりが114円でしたが、同年2月には733 円、3月は1696円と、前年末と比較すると約16倍の上昇率でした。ただ、2016年の12月では738円に押し戻され、ビットコインが急騰で沸いた2017年年越しや2月は1198円レベル。

ところが、2017年3月になると1ETHが6746円になり、さらにはビットコインが30万円を突破した2017年5月はイーサリアムも値上がりが著しく、29126円をつけました。これはたった半年間で40倍近くも価格が上昇したことになります。

このようにイーサリアムは脆弱性などの問題を抱えつつも、アルトコイン随一の取引量を誇っているにふさわしく、価格は上がってきています。
ビットコインのように高値が続くと投資家として新たに参入しにくいですが、この価格であればこれから仮想通貨を始めたい人でも気軽に手を出せるのではないでしょうか。

イーサリアムが今後どうなっていくのか将来を予測してみた

イーサリアムは将来的にどのようになり、またどんな未来が待っているのでしょうか。
投資家の最大の関心事ですし、これはプロの投資家でも読めない難しい分析になります。

イーサリアム単体がどのようになるのかはこれから考えてみることにするとして、仮想通貨は今後も大きく伸びると予測されます。
仮想通貨は全体的に根本的な問題を抱えています。それはイーサリアムの脆弱性同様に、外部からの攻撃などにどれだけセキュリティーが耐えられるかということです。
仮にイーサリアム自体は非の打ち所のないセキュリティーに守られていたとしても、イーサリアムを取り扱う取引所に脆弱性があれば意味がありません。

これはイーサリアムだけでなく仮想通貨全体に言えることです。ハッカーは常に最新のセキュリティーを打ち破ろうと必死になっていて、そのイタチごっこなのです。

ですが、仮想通貨は社会の仕組みやインターネットの発達によって必要な存在になっていきます。
ですので、イーサリアムがどうのというよりも仮想通貨の業界全体の価値が底上げされ、今よりももっとたくさんの投資家たちが売買をして活発な業界になると予測されます。

脆弱性を早期解決できればイーサリアムもいずれは10万円台に?

さて、そんな仮想通貨の銘柄のひとつであるイーサリアムは将来どんなことになっていくのでしょうか。

イーサリアムには脆弱性があるわけですが、それはほかの仮想通貨も同じリスクがあります。そして、どの銘柄においても管理者や関係者が常にシステムを監視し、外部の攻撃から仮想通貨を守る努力をしています。それはイーサリアムも同じです。

アルトコインの中ではイーサリアムに迫っている銘柄もありますし、今後もどんどんそういった銘柄が出てくることは間違いありません。
しかし、ビットコインが最初に登場したことからイーサリアムがなかなか追い抜けないのと同様に、現状すでにある投資家から得られている信頼がアドバンテージとなって、イーサリアムを追い抜く仮想通貨はそう簡単には登場しないでしょう。

そうなるとイーサリアムは今後も値上がりすることは間違いありません。
2017年におけるイーサリアムの値上がりはほとんどバブルの状態です。しかし、これから仮想通貨市場全体が熟してくれば、イーサリアムもいずれ自ずと値が上がります。評論家の中にはビットコインと同じように、あっという間に5万円台10万円台になっていくのではないかと予測する人もいるくらいです。

イーサリアムやビットコインが発行上限に達したときにまた仮想通貨のあり方が変わってくるかもしれませんが、少なくともここ数年はイーサリアムは投資対象としては注目しておいていい銘柄になりそうです。

イーサリアムとほかの仮想通貨とはどういった関係性になっているのか

アルトコインの中では最も注目するべき銘柄のイーサリアムですが、どれほどアルトコインの中で優位に立っている仮想通貨なのでしょうか。

まず、イーサリアムの時価総額はすでに2兆円を超えているとされています。最大勢力のビットコインが4兆円超ですので、その半分にはなっているということになります。ほかのアルトコイン銘柄においては発行されている枚数の時価総額が100万円を超えないような小さな銘柄も少なくありません。

その中ではイーサリアムの存在は大きく、ほかのアルトコインとの関係が気になってくるところです。ここではイーサリアムとほかの銘柄の関係性を洗ってみましょう。

ICOに利用される主要銘柄であり、イーサリアムは今後脱アルトコインになる?

仮想通貨の開発などで資金を得たい人や、クラウドファンディングに似た要領で資金を得たい人が行うICOは仮想通貨で資金獲得を狙うものですが、その際に使われる銘柄がイーサリアムであることが圧倒的に多くなっているようです。
イーサリアムは契約内容などをブロックチェーンに書き込んでおけたり、送受金のスピードもビットコインよりずっと素早くできるなどメリットがあります。そんなポイントが人気になっていると見られます。

それから、少なくとも日本の仮想通貨取引所では大概ビットコインとイーサリアムが利用できます。仮想通貨のFXにおいてはビットコインだけでなく、イーサリアムの通貨ペアがあるなど、ビットコインに勝るとも劣らない使いやすさがあります。

また、ほかのアルトコインがまずはイーサリアムを追い抜こうと必死になっているのと同じように、イーサリアムもまたシェアトップのビットコインを超える存在になろうと必死です。
実際、登場からわずか2年で時価総額がビットコインの半分にまで迫ってきたのですから、イーサリアムも非常に強力な仮想通貨であると言えます。

イーサリアムが抱えている将来的に降りかかるかもしれないリスク

イーサリアムは将来的にどんな仮想通貨の銘柄にとなっていくのでしょうか。
当然ながらそこには様々な問題点やリスクを抱えていることになります。関係者がイーサリアムのそういった弱点などを克服しながら文字通り成長していくことになるわけですが、その方向がどうなっていくのかもまた興味深いですし、不安要素でもあります。

それではここでイーサリアムが潜在的に抱えている問題点や将来的なリスクを考えてみましょう。
一般投資家は根本的なイーサリアムの問題解決をすることはそう簡単なことではありませんが、自分で考え、自己防衛できる部分はちゃんと自分で守っておくと、より安全に資産運用ができるようになります。

イーサリアムを取引することでの将来的なリスクは実際に起こりえるのか?

何度も言うように、すでにイーサリアムの脆弱性は露見しています。
当然ながらこの状態を放置しておく開発者はおらず、寝る間も惜しんでイーサリアムの改善を図っています。そしてこれは延々と続く作業になります。ハッカーなど外部からシステムを攻撃してくる人種は、セキュリティーが強化されるとさらに新たな手口で攻撃を仕掛けてきます。
仮想通貨の開発者や採掘を行う業者は延々とこの問題から逃れることができません。

ですので、イーサリアムが将来的に抱えるリスクというのは、その脆弱性の改善がどれくらいの期間でできるのか、それにかかる時間が常に短縮されていくほどの技術向上が可能なのかという点です。
この問題点はイーサリアムだけでなく仮想通貨全体が抱える不安要素です。これらの問題を排除できたとき、イーサリアムの将来的リスクは低減したと言えるのです。

また、イーサリアムはアルトコインになるので、ビットコインほどの投資家の数は集まらない、あるいはしばらくは集まりません。
ですので、限られた人数の中で、限られた数量が売買されることから、業界全体の底上げで価格自体は上がっていくトレンドにあったとしても、イーサリアムの価格そのものは乱高下が激しくなると考えられます。

そうなると短期売買のタイミングを見るのが難しくなり、損をする投資家と利益を得られる投資家の明暗がはっきり分かれるかもしれないというリスクもあります。

こういった問題点を予め検討し、分析しておくと対処方法が早くに得られ、投資方法も変わっていくことでしょう。株には株、FXにはFX、そしてイーサリアムにはイーサリアムの戦略があるのです。

それでも僕たちはイーサリアムで取引を始めたい!

イーサリアムは時価総額でも、取引高においても、仮想通貨業界においては第2位の人気と実力を誇る仮想通貨の銘柄になります。
2015年に登場した銘柄でありながら、業界首位の銘柄ビットコインの時価総額の半分近くにまで迫っています。

イーサリアムはビットコインと違い、売買契約の内容などをデータ上に記入することができますし、その条件通りに契約が履行されるという便利さがあります。ですので、今後イーサリアムがビットコインを追い抜く可能性もあるわけです。トップになればその地位を守るだけですが、第2位には上に上がるチャンスがあるのです。

もしイーサリアムが仮想通貨業界のメイン銘柄になるとすれば、ビットコイン並に単価が数十万円になることも考えられます。しかし、そのときになってやっとイーサリアムに手を出そうも、価格が高すぎて始めにくいというデメリットも生じます。

それであればイーサリアムを始めるのはまさに今なのではないでしょうか。もちろん今後もイーサリアムは価格の変動が乱高下することでしょう。
そのときに大きな損をする場合もあり得ます。ですので、たかが仮想通貨といえども立派な資産運用先としてしっかりと情報袖手を行い、分析して投資を進めていくようにしましょう。

今の段階でそのクセをつけておけば、イーサリアムがもっと魅力ある投資対象になったとき、大きな利益を生み出す力になるかもしれません。

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