実は世界的に有名なKraken!海外の取引所で始めよう
Krakenは、国内ではあまり知名度が高くありませんが、実は高い実力を備えた取引所です。
取引所に求められるのは、どんな通貨にもアクセスできる取り扱い通貨のラインナップの多さ。そして、いざという時のサポート力でしょう。Krakenの取り扱い通貨はなんと17種類もあり、純粋な国内取引所には見られないメリットがあります。
サポート力については国内取引所ではあまり意識する必要はありませんが、Krakenはアメリカ生まれの取引所となるため、ホームページが日本語をサポートしているかは重要なポイントです。
ここではKrakenについての情報を徹底的に集めました。検討している方は、Krakenがどんな取引所なのかを再確認しておきましょう。
Krakenは海外取引所ながら日本語OK!規模は世界的でもトップクラス
「大きな取引所」と聞いてどんな取引所を思い浮かべるでしょうか?
国内なら、やはりBitFlyerやコインチェック、Zaifという声が多いはずです。
では、世界を見渡すとどうでしょうか。実はKrakenは世界的に大きな取引所の1つです。海外の取引所を利用するメリットは、取り扱い通貨のラインナップの豊富さでしょう。しかしデメリットとして、日本語に対応していないケースが多いことです。
Krakenの価値は、海外取引所のメリットをしっかりと享受しつつも日本語でのサポートに対応しているところにあります。
Krakenってどんな取引所?Google翻訳に頼らなくてもいい
Krakenはアメリカのサンフランシスコに本社がある世界的でもトップクラスの取引所です。
国内にいながらにして世界的な取引所を利用できるのは仮想通貨の特徴でありますが、Krakenは日本語でのサポートに対応しているところが他にはないメリットとなっています。
取引規模でみるとKrakenに並ぶ取引所は世界にいくつか存在します。
しかし、日本語でのサポートに対応しているとなると、Krakenの他はないというのが現状です。英語が堪能な方ならともかく、そうでない方にとってはGoogleなどの翻訳機能に頼ってホームページや取引画面を解読する必要があります。
Krakenならホームページも日本語に対応しており、取引を覚えるのもスムーズ。
また、大切な資金を預けているため、万が一のトラブルの際の日本語サポートは重要です。たとえば出金ができないなどのトラブルが発生した場合、英語のみの取引所となるとその事実を伝えるだけでも大変なことです。
Krakenなら日本語に対応しているため万が一の際も安心な上、海外の取引所ならではの取り扱い通貨の豊富さを享受することができます。この2つのポイントを両方満たしているところがKrakenの最大の特徴といえるでしょう。
※注意点
日本語対応しているとは言え、Krakenはアメリカの業者であるということを忘れてはなりません。
・万が一、入出金時や取引上のトラブルが起きたら…
- こちら側にある程度の英語力がないと細かな応答ができない
- そうすると泣き寝入りするしかない状態に陥る。
- 一外国人である日本人への対応が本国の人より遅れる可能性もある
- アメリカの法律がわかる弁護士に依頼するにも高く付くことが予見される
日本のようにスムーズに問題解決ができるとは思わないほうが良いです。
それでもkrakenを利用したいのなら、何かトラブルが生じた場合、必要以上に手間がとられる可能性があることを肝に銘じておきましょう。
最悪の場合を考えると「外国の取引所を使うのは避けておいたほうが無難だ」と少しでも思っている人は素直に日本国内取引所大手のビットフライヤーやコインチェック、ザイフ(Zaif)の口座開設をするのがセーフティです。
これら大手3社の特徴や仮想通貨の取引方法は、以下のページでも解説しているので、「どの取引所を選んでいいのかわからない&仮想通貨の売買の仕方を知りたい」という人は参考にしてみて下さい。
・ビットフライヤーの特徴と仮想通貨購入方法
・コインチェックの特徴と仮想通貨購入方法
・ザイフの特徴と仮想通貨購入方法
Krakenの取引量(出来高)は世界でも6位(2017年1月時点)
Krakenは海外の取引所にもかかわらず、国内でもちらほら耳にすることがあります。
それは世界的に大きな規模を誇っているからです。取引量データによると、Krakenは世界で6番目に取引が盛んとなっています(2017年11月時点)。
しかも上位3つの取引所は中国であり、それらを除くとKrakenは世界有数の取引所ということがわかります。
取引量が多いことは流動性に優れていることに直結しているため、買いたいときに売り手がいない、もしくは売りたいときに買い手がいないという懸念がほとんどありません。
さらに、近年は取引所の信頼性(倒産リスク)やセキュリティについての不安の声も大きくなっており、なるべく大きな取引所を選択する動きが広がっています。実際、BitFlyerは手数料が有料の取引所でありながら、国内で圧倒的なシェアを誇っています。
それは、BitFlyerが大きな取引所の安心感があるからに他なりません。
Krakenも同様、運営するPayward.Incは資本金500万USドルの大手。日本人にはなじみが薄いものの、海外では信頼性が高い取引所の1つといえます。仮想通貨業界では多くの取引所がしのぎを削っていますが、先のことを考慮するならなるべく体力のある大手取引所を選択しておくことがベターです。
Krakenはアカウントレベルが細かく区分されている
Krakenでは、登録するレベルに応じて認証レベルが細かく設定されています。
具体的には認証レベル0~4までがあり、入金金額の上限などがそれぞれ定められています。このような仕組みは他の国内の取引所でもありますが、それが細かく区分されていることがKrakenの特徴です。
レベルに応じてどのような違いがあるのかを確認してみましょう。
Krakenには、「認証レベル」というものがあり、認証レベル0~4がぞれぞれ割り当てられます。
新規登録したばかりのメールアドレスを登録しただけの状態です。入出金をすることも取引することもできない状態となっています。
認証レベル1
名前・生年月日・電話番号などの情報を登録。仮想通貨の入金が可能ですが、現金の入金ができない状態です。
認証レベル2
レベル1で入力した情報に加え住所の入力が必要となります。これで仮想通貨の入出金の制限が増額され、さらに現金も入金することができるようになります。
しかしこれでは上限金額が低いため不自由も多く、免許証などを用いた本人確認を必要とする認証レベル3へのランクアップが必要となります。
認証レベル3
現金の入出金の金額は1日につき25,000USドル相当、1ヶ月で200,000USドルまで引き上げられ、仮想通貨の入金は無制限、出金は、1日につき50,000USドル、1ヶ月で200,000USドルまでとなります。
ほとんどのケースでは、認証レベル3までで十分かと思います。1日につき25,000USドル相当を入金し取引を行うのは、かなり本格的な短期トレーダーなどに限られるでしょう。
認証レベル4
法定通貨の入金は1日につき100,000USドルまで、1ヶ月で500,000USドルまでとなり、仮想通貨の出金も100,000USドルまでと大幅に向上します。
認証レベル4にするためには、署名入りの申込書を送付する必要があるため、即時でレベル4に引き上げることができませんので注意しましょう。
Krakenの最大のメリットは取り扱い通貨の豊富さ 17種類の仮想通貨に対応
取引所を選ぶ際にもっとも重視すべき部分はどこでしょうか?
もちろん手数料も大切な要素ではありますが、1番わかりやすいのは取り扱い通貨のラインナップです。欲しい通貨がある方はそれに対応しているかどうか、特に決まっていない方はどんな通貨を買うことができるのか。
いずれにしても、少ないよりは多い方が潰しが効くのでオススメです。Krakenの取り扱い通貨について、具体的な銘柄などを見ていきましょう。
ビットコインなど有名どころはもちろんグノーシスやイコノミなども取引OK
取引所の多くは、仮想通貨の取り扱いが数種類しかない業者もあります。その中で目立っているのが、Krakenのとても多い通貨数。
ビットコイン・ビットコインキャッシュ・ダッシュ・イオス・イーサリアムクラシック・イーサリアム・グノーシス・イコノミ・ライトコイン・メロンポート・オーガー・テザー・ドージコイン・ルーメンズ・モネロ・リップル・ジーキャッシュ
これは日本語に対応する取引所の中では屈指のラインナップ。なるべく多くの通貨に分散投資したい方や、チャンスがあればどのコインにもエントリーするようなトレーダーの方にはもってこいといえるでしょう。
また、これらのラインナップは仮想通貨のみを示したもので、法定通貨のユーロ・米ドル・カナダドル・日本円などのも対応していることから、それぞれに対応する通貨ペアはかなりの数字となります。もちろん、すべての法定通貨と仮想通貨のペアが提供されているわけではなく、多くの法定通貨はビットコインとのペアとなっていますが、それでも通貨ペア数は圧巻です。
ラインナップを重視したい場合Krakenという選択肢で問題ありません。
マイナーな仮想通貨が多くある分、投機のチャンスも多くなる
ビットコインさえ取引できればそれでよいと考えている方も多いのではないかと思いますが、仮想通貨の性質上それはもったいないことです。
仮想通貨ではボラティリティが高いこともあり、値上がりチャンスをうまくつかめれば短期間で大きな利益を手にできます。1ヵ月程度でも数倍になることもめずらしくありません。
しかしそのためには値上がりする通貨の種類にアクセスできる取引所が必要。
そもそも取引所がその通貨に対応していない場合スタートラインに立つことすらできません。どの通貨によい材料が発生するかわからないため、なるべく多くの通貨にアクセスできるようにしておくと有利になります。
「○○コインに投資してみたい!」と思ったとき、その取引所で買うことができないということがないように、あらかじめ多くの仮想通貨に対応するKrakenのような取引所を選択しておくのがオススメです。
Kraken独自のサービスは他にもある?スマホアプリや高いセキュリティ
Krakenは、iOSに対応するスマートフォンのアプリや高いセキュリティに独自の取り組みがあります。
たとえば、スマホアプリが充実していると、仕事などの外出時の隙間時間に仮想通貨の価格をチェックしたりトレードすることもストレスなく可能になります。
iPhoneからの取引にもアプリで対応し出先からの取引もスムーズ
iPhoneなどのiOSのアプリに対応しているのもKrakenの特徴です。
一般的に仮想通貨の取引はパソコンでの操作がメインとなってきますが、Krakenの場合アプリをスマホにインストールし、いつでも確認することができます。それぞれのチャートを確認できるだけではなく、アカウントと紐付けされていることから残高のチェックや注文、出来高を見ることも可能です。
ボラティリティが高い仮想通貨はいつでも注文を出せる状態にしておくことがリスク管理に大切。スマートフォンのアプリを活用し、出先や休憩時間にチェックする習慣をつけておきましょう。
サーバーは強固に守られており武装した警備員も導入!
Krakenのシステムセキュリティ対策は念入りに行われており、たとえばサーバーは「ロック付きゲージの中の、ロック付きラック」に保管されています。
さらに、ビデオでの監視に加え武装した警備員、網膜スキャンまで取り入れているとのこと。海外の取引所だけあり、セキュリティを保護する仕組みもダイナミックなものが取り入れられています。仮想通貨の値下がりリスクに加え、取引所のセキュリティ上のリスクもしっかり考慮していきたいところです。
Krakenと大手取引所を比較!
ビットコインのレートが100万円を突破し、2017年11月28日にはついに110万円代にまで昇り詰めました。
もはやビットコインが無価値なものだと判じることは誰にも出来ないでしょう。このような価格の高騰を受けてビットコインなどの仮想通貨の取引に興味を抱いた人は多くいることでしょう。
幸いなことに、仮想通貨の取引所は現在、国内にも多く存在しており、その中には信頼と実績が豊富な安心できる取引所も存在します。
今すぐビットコインを買いたいと思った時、これらの信頼できる取引所の口座を開設することで、すぐにでもビットコインを購入することが出来るでしょう。
ただ取引所が扱っている仮想通貨の種類のチェックはしておきましょう。
ビットコインが欲しいあまり、何も考えずに取引所の口座を開設すると、ビットコイン以外の仮想通貨のチャンスを逃しかねません。
いくら大手だからといって、必ずしも仮想通貨の取扱数が多いとは限りません。中には数種類しか取り扱っていない業者もあるほどです。
仮想通貨の魅力はビットコインだけではありません。
他にも様々な仮想通貨が世の中にはあります。Krakenは仮想通貨取引所としては信頼できる業者であり、多種多様な仮想通貨を取り扱っている取引所でもあります。
仮想通貨取引所の大手というと、
などが有名です。
bitFlyerは日本の仮想通貨取引所であり、大手大企業から出資を受けているため、資本力が非常に高く、安心して取引できる取引所です。
取り扱っている仮想通貨は世界的にメジャーなものばかりであるため、どの仮想通貨を選んでも安心して取引できるなど、初心者に優しい取引所でもあります。さらに、手数料が安い取引所としても有名なため、頻繁に取引を繰り返す上級者にもオススメです。
coincheckもbitFlyer同様に日本で最も有名な大手仮想通貨取引所であり、日本でもっとも仮想通貨を取引されている取引所でもあります。
coincheckは他社と比較して仮想通貨の取扱数が多いという特徴がある一方で、ビットコインで電気料金を支払えたり、寄付を募れるなど他にはない独自のサービスを提供している会社としても有名です。
Zaifは2015年にオープンした取引所で、テックビューロ株式会社が運営しています。
Zaifは手数料が安い取引所としても有名である一方で、取り扱っている仮想通貨の種類も多く、ビットコインやアルトコインだけでなく、トークンなども取り扱っています。
さらに、積立投資ができるサービスがあるため、安全資産を買うつもりで仮想通貨取引をしたい人にほど向いている取引所です。
bitFlyerの特徴や強みをKrakenと比較
bitFlyerは大手企業から出資を受けている資本体制が盤石な企業であり、破綻のリスクなど万が一の事態を憂うことなく安心して取引できる仮想通貨取引所です。
手数料が安く、ビットコインの取引にかかる手数料は0.01%から0.15%となります。アルトコインの手数料は0.2%となります。
さらに、クイック入金にも対応しており、1件あたり324円の手数料を支払うことでクイック入金を利用できます。
bitFlyerにはチャート機能が搭載されており、チェックすることで現在のビットコインなどの値動きを把握することが出来ます。ただし、特にインディケーターや描画ツールらしきものは無いようなため、テクニカル分析をしたい投資家には物足りないかもしれません。
bitFlyerとKrakenを比較するとKraken方が圧倒的に取り扱っている仮想通貨の数が多いことがわかります。
モナーコインを除き、bitFlyerが取り扱っている仮想通貨をクラーケンは全て網羅しているばかりか、他の取引所では滅多に扱っていない仮想通貨なども取り揃えています。
Kraken | bitFlyer |
---|---|
全17種類 ビットコイン ビットコインキャッシュ ダッシュ イオス イーサリアムクラシック イーサリアム グノーシス イコノミ ライトコイン メロンポート オーガー テザー ドージコイン ルーメンズ モネロ リップル ジーキャッシュ |
全6種類 ビットコイン イーサリアム イーサリアムクラシック ライトコイン ビットコインキャッシュ モナーコイン |
coincheckの特徴や強みをKrakenと比較
2014年11月5日に設立されたcoincheckは国内においてトップレベルの人気のある仮想通貨取引所であり、取引高は国内業者の中でもっとも多いです。
ビットコインなどの仮想通貨の取引だけでなく、ビットコインによる電気料金の支払いといった独自性の強いサービスを用意しています。他にも、仮想通貨を貸し出すことで利息を稼げるレンディングのサービスも実施しており、投資家から注目を集めています。
ビットコインを購入したものの、当分は売る予定もなく、保有するだけという人にほど、coincheckのレンディングのサービスは役立つことでしょう。
そんなcoincheckの手数料ですが、取引所の手数料は基本的に無料となります。ただし、信用取引をする場合、スワップ手数料としてロングポジションで0.04%、ショートポジションで0.05%の手数料が発生します。
coincheckでもトレーダーのためにチャートツールを用意しているのですが、特にインディケーターや描画ツールもないため、テクニカル分析をするには不十分な取引環境となります。ただし、「coincheck traderview」を使用すると、ローソク足チャートを表示し、画面を見やすくすることができます。
ビットコインゴールドのハードフォーク時において、coincheckは特に問題が無い限り付与すると表明しています。
ビットコインゴールドを付与してくれる数少ない国内業者であり、ハードフォークにも柔軟に対応しているため、ハードフォークを狙っている投資家ほど相性が良い仮想通貨取引所でしょう。
Krakenはビットコインゴールドに関する情報は少なく、付与されない恐れがあります。そのため今後新たにハードフォークが発生しても、もしかしたら新しい仮想通貨をもらえないかもしれないなどのデメリットがあります。
その一方で、coincheckでも扱っていない仮想通貨があるなどのメリットがあります。例えば、イオスやグノーシス、イコノミなどの仮想通貨はcoincheckでは扱っていません。国内の取引所でこれらの仮想通貨の売買をするのであれば、断然クラーケンがオススメとなるでしょう。
Zaifの特徴や強みをKrakenと比較
Zaifはテックビューロ株式会社が運営している仮想通貨取引所であり、取り扱っている仮想通貨の種類が豊富なことで有名な取引所でもあります。
現物取引だけでなく、信用取引やFX取引、先物取引にも対応しており、レバレッジをかけることでハイリスクハイリターンな仮想通貨取引がZaifで出来ます。
そんなZaifの取引手数料ですが、現物取引だと0.01%の取引手数料が発生します。信用取引の場合、0.039%の借入手数料と、0.7%の利益手数料が発生します。
AirFX取引をする場合、0.039%の日次手数料と、最大0.375%のスワップ手数料が発生します。先物取引の場合、0.039%の日次手数料が発生します。
Zaifはチャートツールが充実しているようで、70種類以上のインディケーターが用意されています。テクニカル分析をしたい時、Zaifのチャートツールは役立つことでしょう。
ZaifはCOMSAとの関係が強いだけに、ICOに興味がある人ほど相性が良い仮想通貨取引所です。
Zaifは国内の取引所においても、ひと際癖のある業者です。ここでしか扱っていないトークンなどもあるでしょう。もっとも、それはクラーケンについても同じことが言えます。
KrakenではZaifで扱っていない仮想通貨、例えばグノーシスやイオス、イコノミ、メロン、オーガー、ダッシュなどの仮想通貨なども取り扱っています。
Krakenはこのように、国内の主要な仮想通貨取引所すべてを合わせても追いつかないほど、多くの仮想通貨を取り扱っています。それだけに、様々な仮想通貨に分散投資をしてリスクを減らしたいという投資家にほど、Krakenは相性の良いオススメの取引所となります。
Krakenとcoincheckにスポットを当てて徹底比較
Krakenには他の業者にはない強みといえば例えば取扱通貨の数が多いなどの優位性こそありますが、その一方でレバレッジの最大数が低く、ハイリスクハイリターンな取引が難しいです。
例えば、bitFlyerならば、レバレッジ最大15倍で仮想通貨の取引ができます。しかし、Krakenの場合、レバレッジは最大で5倍までとなりますので、大きなリターンは狙えないでしょう。
ちなみに、Zaifはレバレッジが最大25倍で取引が可能です。
全体的な使いやすさの比較
Krakenの使いやすさ | coincheckの使いやすさ |
---|---|
・欧州圏で人気の業者! ・日本での知名度が低い ・WEBサイトが見づらい ・日本円の入出金の手続きがわかり難い ・ドルを入出金したい時に便利 |
・日本でもっとも仮想通貨を取引されている取引所 ・WEBサイトが見やすくて手続きがしやすい ・入出金が簡単 ・クレジットカード決済でビットコインの購入が可能 ・日本円の入出金の手続きがわかりやすい |
現在、日本でもっとも取引されている仮想通貨取引所というと、取引高がトップのcoincheckとなります。
そんなcoincheckとKrakenとの間にはどのような違いがあるのでしょう?使いやすさに関して言うと、Krakenは海外の業者という性格もあってか、日本人からすると使い辛い印象があります。
クラーケンのアプリは、他のアプリよりもシンプルなデザインや操作性とはなっていないので初心者にとっては使いにくさを感じることがあるかもしれません。注文方法やツールなどが充実していないので使いにくいです。またiosに対応しているアプリはダウンロードすることが可能となっていますが、アンドロイドでは非公式となっているので日本語には対応していません。
もっとも、ヨーロッパでは抜群の人気のある業者なだけに、海外在住の日本人からすると、coincheckよりもKrakenの方が使いやすいのかもしれません。
チャートの見やすさで比較
Krakenのチャートの特徴 | coincheckのチャートの特徴 |
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・見づらい ・円ベースのチャートが用意されていない ・ユーロやドルベースでの仮想通貨の動きがわかる ・インディケーターがほとんどない |
・画面が見やすい ・期間を日、週、月、年毎に比較することができる ・ローソク足チャートも表示可能 |
仮想通貨の取引をするにあたり、チャートの見やすさは重要です。チャートが見づらいと、現在の仮想通貨の動きを予測し辛く、果たして買えば良いのか、それとも売れば良いのかの判断ができません。
coincheckを使用しています。スマートフォンにアプリをダウンロードしているので、ワンクリックで総資産を知ることができます。
取り扱っている仮想通貨も多数あるので、仮想通貨の種類によって取引所を変えなくてはいけない。という不便もありません。ビットコインの分裂についての情報もメルマガで配信してくれるので、安心です。
クラーケンのPC版のチャートは、けして使いづらいわけではありませんが投資初心者や株の板読みトレードに慣れている仮想通貨初心者には、慣れるまで大変かもしれません。またスマホ版のチャートが、PC版以上に完成度が低いです。チャートの指定期間が24時間、7日、15日しか選べないのでデイトレーダーやスキャルパーには、厳しい取引所かもしれません。
口座を開設する際にはどのようなチャートが用意されているのか確認しておきましょう。
スプレッドで比較
Krakenのスプレッド | coincheckのスプレッド |
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最大で50ドル、だいたい5000円ほど開くことがある | 1000円から2000円ほど |
スプレッドというのは買値と売値の差のことです。このスプレッドの幅が広ければ広いほど、取引では不利に働きます。特にデイトレードのような短期売買をしている投資家ほど、スプレッドの広さは命取りになるだけに、取引をする前にまずスプレッドはどのくらいなのか、もっとも狭い業者はどこなのかを確認しておきましょう。
スワップポイントを比較
Krakenのスワップポイント | coincheckのスワップポイント |
---|---|
4時間ごとに0.01%から0.02% | ロングポジション0.04% ショートポジション0.05% |
仮想通貨でFXのようなレバレッジ取引を行い、ポジションを保有すると、スワップポイントと呼ばれる手数料が発生します。スワップポイントは日付が経過するごとに発生するため、できるだけ費用を抑えたいのであれば、長期の保有は避け、その日のうちに決済した方が良いでしょう。
口コミで比較
Krakenとcoincheck、どちらが使いやすい取引所なのかを知りたいのであれば、実際に利用した人の口コミを参考にすると良いでしょう。実際に取引をすることで、本当に使いやすいのか、はたまた使い難いのかを第三者の目を通じて知ることができます。
Krakenの口コミ | |
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評価の良い口コミ | 評価の悪い口コミ |
・取扱仮想通貨の数が豊富 ・セキュリティレベルが高い ・レバレッジ取引が可能 |
・日本円の入金方法が銀行振込だけで面倒 ・全体的に見づらくて使い辛い ・チャートが使い辛い ・アプリが使いにくい |
現在、仮想通貨の感心が日ごとに高まっていますが、安心できない業者であると仮想通貨が全世界のハッカーに盗まれる恐れがあるのが心配です。クラーケンはセキュリティがしっかりしているので安心して取引できています。現在、仮想通貨の高騰でしっかり儲けさせていただいています。これもセキュリティがしっかりしている証拠です。一度もハッキングされたことのない安心した環境で取引できるのがすばらしいです。
クラーケンは、全部で16種類(ビットコイン、イーサリアム、Monero、ダッシュ、ライトコイン、リップル、ステラコイン、イーサリアム・クラシック、オーガ、アイコノミー、メロン、ジーキャッシュ、ドージコイン、テザー、ノシス、イオス)の仮想通貨を取扱っています。これだけ数多くの仮想通貨を取扱っている国内の取引所はクラーケン以外にないと思います。ですからビックサプライズが発表されて突然暴騰する仮想通貨が現れてもクラーケンの口座を開設しておけばチャンスを逃すことなく対応できると思います。
coincheckの口コミ | |
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評価の良い口コミ | 評価の悪い口コミ |
・アプリが見やすくて使いやすい ・取扱通貨ペアが豊富 ・本人確認の作業がスムーズで口座開設しやすい ・万が一不正ログインが原因で損失が発生しても補償されるので安心 ・貸仮想通貨のサービスを利用すればビットコインで定期預金も可能 |
・銀行振込は時間がかかって遅い ・コンビニ入金とクイック入金は手数料が高い ・クレジットカード購入は意外と手数料が高い |
coincheckでは、二段階認証機能を設定しているユーザーに対して最大100万円の補償が用意されているので安心して利用することが可能となっています。第三者がユーザーアカウントに不正ログインして、なりすます被害が起きた時に補償されます。二段階認証では、IDとパスワードだけでなく、セキュリティ番号による確認が行われているので、不正ログインの被害に遭遇することは少ないので安心してください。
coincheckのデメリットは、振り込みが反映される時間と手数料です。日本円を入金しても反映されるのに時間がかかり、その間にコイン購入のタイミングを逃してしまうこともしばしばあります。また、手数料の高さはcoincheck最大のデメリットだと思います。coincheckの場合、売買板を見ながら指値で注文できる「取引所」はビットコインのみとなっており、アルトコインはすべて提示されたレートでのみ売買できる「販売所」での取り扱いとなっています。そのためアルトコインを売買しようとすると、手数料が上乗せされたようになるレートでの取引となり、結果として利益を出すのが難しくなってしまっています。
仮想通貨取引所の「coincheck」は、本人確認の作業がとてもスムーズでした。「coincheck」ではアカウントを作成すると本人確認書類を撮影した写真のアップロードを求められ、その写真が取引所側で確認されると今度は本人確認のための葉書が送られてきます。アップロードした写真の確認は1~2営業日で完了し、直後に葉書も発送されたので、トータルでも数日間のうちに本人確認の作業は完了しました。
Krakenのポイントを整理しよう!取引手数料や入金方法はどうなっている?
取引手数料、Krakenへの入金方法、レバレッジ、セキュリティなどはどのようになっているのでしょうか?たとえば、国内では多くの取引所が手数料無料となっていますが、Krakenでは有料です。詳細をチェックし、Krakenでの取引をイメージしておきましょう。
Krakenの取引手数料は有料!平均して0.1%前後のコストとなる
Krakenの手数料は他の取引所と少し異なり、均一化されていません。
つまり、仮想通貨の種類や通貨ペアごとにそれぞれ手数料が定められているため、バラバラの手数料体系となっています。さらに通貨の種類や通貨ペアの違いだけでなく、直近30日間の取引量によっても手数料が異なり、多く取引をこなしているトレーダーほど手数料が優遇されることになります。
もっとも利用頻度の高いであろうビットコインの場合は
メーカー料金:0.16%
テーカー料金:0.26%
※直近30日間の取引量50,000ドル以下の場合
直近30日間の取引量が増加するほど手数料も安くなり、たとえばメーカー料金0.14%の手数料になるためには直近30日間の取引量50,000ドル以上100,000ドル以下の取引量が必要です。
どんどん取引量が増加すると最終的には手数料は無料となり、直近30日間の取引量が10,000,000ドル以上になると手数料は0.00%(メーカー料金。テーカーは0.10%)まで下降するという仕組みになっています。
ちなみにこの手数料はあくまでビットコイン/円のもの。通貨ペアやコインによってそれぞれ個別の手数料が用意されているのがKrakenの特徴となっているので要確認です。とはいえ基本的にはこの料金の体系とほとんど同じと考えてよいでしょう。これより目立って高い通貨や反対に安い通貨はありません。
Krakenは日本円やそれ以外の外貨の入金にも対応
Krakenへ入金するためにはどのようにすればよいでしょうか?もっとも簡単で基本的な方法は、銀行振込での入金です。
Krakenの口座へ入金することにより、買い付け余力に反映することができます。その際には手数料が発生し、日本円の入金については無料(最低入金額5,000円)となっていますが、出金については300円が発生してしまいます。
ただ、どの取引所であっても出金は手数料が発生するケースが多いため、致し方ないのかもしれません。
Krakenは世界的な取引所であるため、日本円以外にもユーロや米ドルなどでの入出金にも対応しています。いずれも、入金については無料となりますが出金の際に手数料が発生するという形式となっています。
セキュリティは強固で問題なし コールドウォレットももれなく提供
Krakenは世界的な取引所らしく、セキュリティもまったく問題はありません。
たとえば、コールドウォレットへの対応。コールドウォレットとは、仮想通貨を保管するウォレットのうち、インターネットから遮断されたオフライン上でコインを保管できるものをいいます。
これによりハッカーの攻撃を避けることが可能となるため、安全に保管することができます。
しかし全額をオフラインで保管するとなると利便性を損なうことになります。そこでKrakenでは、運用に必要な金額のみをホット(オンライン)ウォレットにし、使いやすさとセキュリティを両立させています。
その他、不正アクセスを防止する効果がある2段階認証や、ウォレットの暗号化、Kraken側のシステムセキュリティ対策も行われています。Krakenを利用する上で、特別に懸念すべきセキュリティ上の問題はないでしょう。
レバレッジは最大5倍まで!最大25倍の取引所と比較すると見劣りする
Krakenのレバレッジは最大5倍まで対応しています。国内最大のレバレッジを提供している取引所の場合、最大25倍となっています。
それに対してKrakenのレバレッジは低めに抑えられているのが特徴ですが、これをどのように考えればよいでしょうか?基本的に、仮想通貨はかなりの価格変動があるため、その上レバレッジを利用すると過剰になってしまう恐れもあります。
そこで上級者以外にはレバレッジなしでの取引をオススメしたいところ。
その場合、Krakenのレバレッジでも全く問題ありません。一方、これからレバレッジ取引を本格的に始めたいトレーダーからすれば、他の取引所の検討も行うべきでしょう。
ただ、日本語でのサポートに対応しつつ多くの仮想通貨のラインナップを備えているKrakenのメリットも無視できません。
レバレッジを利用するような本格的なトレードになってくるほど、通貨ペア数が多い方がよいと感じることでしょう。ベストな選択としては、Krakenのレバレッジ5倍を利用しつつ、Kraken以外の取引所が優れている部分(Krakenで提供していない通貨を高レバレッジで提供しているなど)は、そちらの取引所も併用していくことかもしれません。
通貨ペア数17に加え日本語サポートがKrakenのメリットとなる
Krakenのメリットは、通貨ペア数が17種類と圧倒的であることと、海外取引所であるにもかかわらず日本語に対応していること。
基本的に国内よりも海外の取引所のほうが規模が大きいため、取り扱い通貨も豊富になっています。が、日本語には対応していないことが一般的であるため、ホームページを理解したり取引画面を理解するのも一苦労です。
そんな中、取り扱い通貨を17種類も備えながらも日本語をサポートしているKrakenの価値が目立ちます。
英語が堪能ではない方や、日本語でのサポートによる安心感を求める方は、Krakenがベストな選択。一方注意点は、取引手数料が有料であることです。手数料は通貨の種類や直近30日間の取引量によって異なるため一概にはいえませんが、高くて約0.2%前後、平均0.1%前後といった感じです。
この数字は海外取引所としては高いとはいえません。
国内の取引所は手数料無料のケースが目立ちますが、取り扱い通貨が多い海外取引所に関しては、手数料が有料となっているケースがほとんどです。Krakenを選ぶ際はこの点を理解した上で申し込みましょう。
逆にいえば、手数料さえ気にならないのであれば取り扱い通貨数の点でかなり有利となりオススメです。
トータル的にしっかり検討し、後悔のない取引所選びをしましょう!