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海外の大手仮想通貨取引所・ビットコネクトが閉鎖!これ以上仮想通貨業界のイメージを悪化させるのはやめてくれよ……(絶望)


出典:bitconnect
ビットコイン/円(BTC/JPY)のレートが一時100万円を割るほど仮想通貨の価格が軒並み下落している最中、さらに仮想通貨業界にとって悪いニュースが流れてきました。

2018年1月17日、海外の大手仮想通貨取引所・Bitconnect(ビットコネクト)が自社サービスの一部終了を発表しました。同社が展開している仮想通貨取引所と貸付業務が閉鎖される一方、仮想通貨保管のウォレットサービスおよびニュースサイト等のサービスは継続される見通しです。トレードが出来なくなるので、仮想通貨取引所としては実質終了のお知らせです。

ただでさえ投資家心理が悪化しているのに、このうえ仮想通貨取引所の閉鎖の話題まで出るのは非常に好ましくない展開です。

しかし、自分の利用している仮想通貨取引所も近々破綻するのではないかと考えている方がいるのなら、それは早計です。今回閉鎖されたビットコネクトは、「閉鎖されるべくして閉鎖された悪名高い仮想通貨取引所の一つ」に過ぎません。

なぜビットコネクトのサービスが終了するに至ったのか、詳細をまとめてみました。世界的に仮想通貨ビジネスがブームになっている中、いかに多くの信用できない連中がこの業界になだれこんできているか、その現状をしっかり理解しておきましょう。

Bitconnect(ビットコネクト)について


ビットコネクト社は、イギリス人のKen Fitzsimmons氏が代表を務める仮想通貨サービス企業です。2016年に設立され、英国で法人登記されました。アメリカ、日本、韓国、インドなど様々な国で仮想通貨サービスを展開しています。

2016年11月~12月頃にICOが実施され、自社オリジナルトークン「ビットコネクトコイン(BCC)」が発行されました。BCCはコミュニティ内で自由に取引できる仮想通貨で、CPUマイニングに対応している点でビットコインよりマイニング性に長けています。

しかもビットコネクトは、BCCを売買するだけでなく貸し付けることで投資家に利益が分配されるユニークなレンディングサービスも提供しています。年利が100%を超えるという圧倒的な利回りの高さが話題を呼び、仮想通貨時価総額ランキングで20位にノミネートされるほど世界的な注目度を誇っていました。

→bitconnectの公式サイト

Bitconnect(ビットコネクト)が閉鎖された経緯

上記の説明を読むと、ビットコネクトは投資家にとって理想的な仮想通貨取引所であるかのように思えます。

しかし、実際には関係者の間で良からぬ噂が後を絶たないほど非常に胡散臭い取引所として有名でした。

そもそも代表者のKen Fitzsimmons氏に関する情報が非常に乏しく、本名なのか、どういう素性の人間なのか、本当に信用できる人物なのか、いまいちよく分かりません。

特に警戒されていたのが、貸付金利が100%を超えるというBCCのレンディングサービスです。高利回りで知られるソーシャルレンディング市場でも年利が10%もいけばおいしい方なのに、100%オーバーの貸付利息など常識で考えてあり得るわけがありません。闇金ウシジマくんじゃあるまいし(笑)。

一体どのようにBCCの貸付資産を運用して高利回りを維持しているのか、公式サイトには何も説明がなく、以前からPonzi scheme(ポンジ・スキーム:高配当を謳って参加者から出資を募る詐欺の手口の一種、いわゆるネズミ講)の可能性が取り沙汰されていました。

タイで開催されたビットコネクトのイベントにて、「ビットコネ~~~~~~クト!!!」と叫びながら関係者が踊り狂っている様子がYouTubeで発信された際には、ますます怪しい集団だというイメージが世間に広がりました。

イーサリアム考案者のヴィタリック・ブテリン氏等の仮想通貨エンジニアもビットコネクトのシステムに対して非常に懐疑的な目を向けており、以前から世界の投資家に注意を呼びかけていました。仮想通貨の情報を取り扱っているCoincodexの関係者も、ビットコネクトのビジネス手法は持続不可能であると批判していました。

そして2018年1月上旬に、アメリカのテキサス州およびノースカロライナ州の証券取引委員会から「関連商品販売が登録されていない」という理由で、10日に予定されていたICOの差し止め請求を受けます。これが引き金となり、ビットコネクトの社会的信頼性は遂に地に落ちることになりました。

Bitconnect(ビットコネクト)の呆れた対応

ビットコネクト閉鎖の情報が市場に伝わると、BCCの価格は90%以上の急落を見せました。その間、ビットコネクトの取引所のサービスが使用不能に陥っていたため、投資家は自分の資産が値下がりしていくのをただ指をくわえてジッと見ていることしか出来ない生殺しの状態が続きました。

ちなみにビットコネクトは投資家の融資残高を全額返金することを保証していますが、そのレートは過去15日間の終値平均価格の363.62 USD。ここ数日間の下落もしっかり計算のうちに入っており、なんともセコイやり方です。

また、ビットコネクトは公式サイトにて、今回の閉鎖の理由を「マスメディアが我々のことを詐欺だと煽ったせいだ」とか「DDoS攻撃でプラットフォームが不安定になったせいだ」とか責任転嫁するような言い訳を掲載しています。

一時は時価総額が10億ドルにも及んだ大手仮想通貨取引所とは思えないほど情けない末路としか言いようがありません。

まとめ

ビットコネクトのBCCの時価総額は一時業界トップ20に入るほどの人気でした。しかし、今回のケースを見ていて、仮想通貨の時価総額という数値が「信用性」に結びつかないデータであることがよく分かります。

近年の仮想通貨ブームにより、「仮想通貨を購入すれば簡単に金儲けできる」と勘違いする個人投資家がずいぶん増えてしまいました。世の中にはそういう御人好しな人間を利用して私腹を肥やそうとするずる賢い詐欺師が少なくなく、ICO関連の詐欺報告も急増傾向にあります。

2017年9月にもアメリカのGelfman Blueprintという会社がビットコイン投資を謳った詐欺を展開し、関係者が逮捕される事件が起きています。日本国内でも某タレントさんが見るからに怪しい仮想通貨ビジネスに着手しており、今後も仮想通貨を巡る詐欺事件は後を絶たないでしょう。

何度も念押ししますが、仮想通貨自体は将来性のあるテクノロジーであり、決して詐欺ではありません。問題は、それを扱う人間の方。仮想通貨を金儲けに悪用しようとする詐欺師が数えきれないほど存在していることが厄介なのです。

すべての原因は、仮想通貨に関する知識が世間に正しく認知されていないことにあります。「仮想通貨を買えば誰でも簡単に儲けられる」とか「仮想通貨を買わないと時代遅れ」とか甘言を弄する連中は絶対に信用してはいけません!!!投資を甘く見るなと言いたい。

今でこそ一般的になったFXも、スタートしたばかりの頃は顧客の資産を流用する悪徳業者が乱立して問題になったものです。金融庁が法整備を進めたことで信託保全が確立され、誰もが安心して投資に参入できる環境が構築されました。

これから仮想通貨市場が正常に成長していくためには、もっと厳しい法規制を敷いて目障りな詐欺師共を一掃する必要があります。投資家の保護とイノベーションの促進、相反する目的を両立させるのは容易ではありませんが、このまま「仮想通貨=詐欺」というイメージが付いて市場が廃れてしまうような未来だけは絶対に避けたいものです。

結局どの取引所が一番良いの?

編集部イチオシの仮想通貨取引所はここ!!
仮想通貨取引所はどれを選んでも一長一短で、自分の投資スタイルに合ったものを選ぶのがベスト。ですが、どのように選んでよいのかわからないですよね。

適当に選べば
  • 手数料が思ったより高い
  • 思った価格で注文が入らない
  • しょっちゅうサーバーダウンする
といったトラブルに見舞われ、「こんな業者選ばなきゃよかった…」と後悔する羽目になってしまいます。

取引所の特徴を8つの観点から比較しておすすめ順に紹介していますので、自分にとって使いやすい取引所を選ぶようにしてみましょう。

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