使いやすいチャートの特徴!仮想通貨取引をするにあたってチェックしたいポイント
仮想通貨取引に限った話ではありませんが、株やFXなどの金融取引をするのであればチャート機能は欠かせません。
今までの株価や為替の動きをチャート化することで、投資家は過去の動きから今後の動きを予測することが可能となります。
例えば、ビットコインのレートがここ数ヶ月上昇中であれば、今後も値上がりするだろうと予測を立てることが出来ますし、反対に上昇が頭打ちになれば、下落する可能性が高まったと予測を立てることが出来ることでしょう。
- チャートの種類
- スマホの対応
- チャートの特徴
を比較してみました。
ビットコインに限らず、株や為替は誰にも将来の価値を予知することは出来ません。しかし、予測することは出来ますし、その予測の精度が高ければ無駄な失敗を避け、損失を事前に回避することも可能です。
業者名 | 指標の種類 | スマホ/PC対応 | チャートの特徴 |
---|---|---|---|
ビットバンク | 70種類 | 〇 | テクニカル指標、描画ツールが豊富 一画面でチャートの確認から注文まで可能で操作性が高い |
Zaif | 1種類 | 〇 | チャートを見ながら注文可能 全て閲覧するためには画面を下までスクロールする必要があって見づらい 指標や描画ツールがほとんどない |
coincheck | - | 〇 | ローソク足チャートのみ チャート画面と注文画面が別々のため切り替えが面倒 カスタマイズ性が低い |
bitflyer | - | 〇 | 線チャートのみ 時間帯は日、週、月、ALLの4つのみ スクロールしないとチャートが見えないためわかり難い |
GMOコイン | 9種類 | 〇 | テクニカル指標を同時に複数表示可能 スマホでも高度なテクニカル分析が可能 操作性が高い、画面が見やすくて使いやすい |
BITPoint | 50種類以上 | 〇 | MT4を使用 |
BTCBOX | 4種類 | 〇 | 一画面でチャートとテクニカル指標を同時に複数表示可能 期間は1分足チャートから選択可能 細かい期間を選択できる 不要な項目を非表示にできるためカスタマイズ性が高い 画面が一つにまとまっていて見やすい |
kraken | - | 〇 | それぞれの時間帯のスプレッドをチャート上でチェックできる スクロールしないと全てのチャートを見れないため画面が見づらい |
みんなのビットコイン | 17種類 | 〇 | テクニカル指標が豊富 一つの画面で複数のテクニカル指標を表示可能 カスタマイズ性が高い、画面が見やすくて使いやすい |
ビットトレード | 70種類 | 〇 | 一つの画面に情報が集約されているのでスクロールの手間がない 一画面でチャートのチェックと注文が同時に可能 テクニカル指標の数が豊富で専門的な分析が可能 1分足チャートを選択できる |
Liquid by QUOINE | 14種類 | 〇 | 一画面にチャートや注文画面が全て集約されていて機能性が高い クリック一つでテクニカル分析から注文まで出来て便利 テクニカル指標が豊富、取引画面が全て英語のため日本人には不向き |
チャートをチェックすることで投資家は仮想通貨の今後の動向などを分析、つまりテクニカル分析をすることができます。
仮想通貨業者を使用する際にはレバレッジや手数料、取扱通貨ペアなどとは別に、取引ツールの使いやすさ、特にチャート機能にも注目しましょう。
特に、テクニカル指標の有無は重要です。
テクニカル指標が全くないチャートを使用するというのは、標識のない高速道路を全速力で走っているようなもので非常に危険です。最低でも移動平均線ぐらいはあった方が良く、さらに描画ツールなどもあると使いやすいさは倍増することでしょう。
使いやすいチャートの3つの特徴!テクニカル指標の有無、操作性、画面の見やすさ!
使いやすいチャートと使い難いチャートがあるのであれば、投資家であれば断然使いやすいチャートを使用して取引をしたいことでしょう。
使いやすいチャートの特徴としては
・テクニカル指標の豊富さ
・テクニカル指標の操作性
・取引画面の見やすさ
があります。仮想通貨業者というと、それぞれ独自のチャートツールを投資家に提供しているものです。
業者によってチャートツールには個性があり、一長一短があるため、一概にこの業者のチャートが最も使えると断言することは難しいです。
なにより、今は使い辛いチャートだからといって、必ずしも今後とも使えないとは限りません。業者がシステムを改良することで、使いやすいチャートへと進化する可能性はあります。
ただ、今までの仮想通貨の流れをただ線で繋げた線チャートと、特定の時間帯の値動きを知ることができるローソク足のチャートとでは、やはりローソク足のチャートの方が見やすいでしょう。
仮想通貨は確かに今でこそショッピングでも使用できる通貨として認知されつつありますが、未だに投機対象としての性格が強いです。特にビットコインのような流動性の激しい通貨ともなると、1日に1万円以上の値動きが発生することもあります。
そのような流動性の大きい仮想通貨を対象にデイトレードをするのであれば、やはりテクニカル指標の存在は欠かせません。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- MACD
など主要なテクニカル指標はぜひともチャート機能に搭載しておいて欲しいものです。
さらに、操作性も非常に重要です。いくらテクニカル指標が豊富にあったところで、設定が難しく、なかなか思ったようにテクニカル指標が使えないのでは意味がありません。クリック一つで簡単にチャート画面を切り替えたり、テクニカル分析を容易にできるだけの優れた操作性がチャートには求められます。
なにしろ今の時代、紙に直接今までの価格を書いてチャートを作成する人は滅多にいません。パソコン上にチャートを表示しテクニカル分析をする人がほとんどです。
手書きは確かに不便で面倒ですが、同時に自由自在にチャートを描けるだけ、操作性に関して言えば非常に優れたチャートの作成方法です。
業者を選ぶ際はできるだけ自由に、自分が思い描いたチャートを作成できる機能がある仮想通貨業者を選んだ方が良いでしょう。
テクニカル指標の有無と操作性、そしてさらに3番目にチャートの使いやすさを増す重要な要素として、画面の見やすさがあります。
仮想通貨の取引は基本的にネットを通じて行われることがほとんどです。
それだけに、リアルタイムな価格は勿論、チャートもパソコン上でチェックすることになるのでしょうが、この時のチャート画面が見づらいと、非常に使い難いです。
チャートを選ぶ際にはテクニカル指標の有無や操作性とは別に、さらに画面の見やすさも重視した方が良いでしょう。
仮想通貨業者が提供するチャートの特徴を比較!使いやすい業者のチャートとは?
できるだけ快適に、ストレスなく取引をしたいのであれば、チャートの使いやすいさは重要です。
特に、テクニカル指標の有無は重要です。
これが無いと相場の方向性が読みづらく、激しく変動し続けるビットコインへの投資がし辛いでしょう。
ビットコインは確かに長期的に見ると今のところ、値上がりし続けています。しかし、短期視点で見ると、大きく上昇することもあれば、大きく下落することもあります。レバレッジをかけて取引をしている投資家の場合、上昇するだろうと見込んでロングポジションを保有し、その後に下落に巻き込まれると、その損失のせいで追証に迫られる危険があります。
ビットコインのFX取引をするのであれば、テクニカル指標を用いて、しっかりと今後のレートを分析する必要があります。
テクニカル指標といえど、万能のツールではありません。時には予測に失敗することはあるでしょう。ただ、何の指標も使用せずに取引する方が何十倍も危険です。仮想通貨の取引をするのであれば、最低でもテクニカル指標を用意している業者を利用した方が良いでしょう。
比較ランキングTOP3!テクニカル指標が豊富な業者も
これから初めて仮想通貨取引を始めるというのであれば、テクニカル指標が豊富な業者をオススメします。
また取引画面も一つに集約、画面が非常に見やすい、快適な取引が出来る業者を紹介していきます。
3位はGMOコイン!スマホでも専門的なテクニカル分析が可能な取引ツールがある!
使いやすさ | ★★★★☆ |
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見やすさ | ★★★★☆ |
機能性 | ★★★☆☆ |
スマホでチャートをチェックしたいならGMOコインのビットレ君がオススメ!
GMOコインは上位2社と比較をすると、テクニカル指標の数は非常に少なく、機能性が低いように感じられます。しかし、用意しているテクニカル指標はどれも投資家からの人気の高いツールとなるため、全く使えないということもないです。むしろ投資家によってはこれで十分という人も多くいることでしょう。
そんなGMOコインの特徴ですが、取引ツールの「ビットレ君」はスマホでの取引に強いツールとなります。
画面は非常に見やすく、タップ操作で簡単にチャートの確認から注文まで可能なだけに、スマホで仮想通貨の売買やテクニカル分析をしたいという投資家にほど、GMOコインはオススメです。
「ビットレ君」を使用してチャートを表示させると、同時に複数のインディケーターを表示させることが出来ます。高度なテクニカル分析が可能なスマホ用の取引ツールなだけに、これさえあればパソコンが自宅にない人であっても外出先で楽々スマホで仮想通貨取引が出来ることでしょう。
2位はビットトレード!テクニカル分析に必要な機能が充実していて快適に取引可能!
使いやすさ | ★★★★★ |
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見やすさ | ★★★★☆ |
機能性 | ★★★★☆ |
ビットトレードであれば詳細にチャートを分析可能!1分足チャートでスキャルピング!
ビットトレードもビットバンク同様に、非常にテクニカル指標が豊富にある仮想通貨業者です。さらに、チャートの種類もバーやローソク足、さらには平均足など自由に選べて使いやすいです。
チャートのすぐ隣に注文機能が付いているため、いちいち画面を切り替えたり、スクロールの手間をかけずに売買ができるなど、操作性にも優れていてオススメです。
特にデイトレードやスキャルピングといった短期売買をしているトレーダーにとって、1分足チャートを表示できるビットトレードは非常に使いやすい業者でしょう。なにしろビットコインは状況によっては1分単位で1万円以上の値動きもある仮想通貨です。短期で仮想通貨取引をしたい投資家にとって、1分足チャートがあるビットトレードは短期売買をするには理想的な取引環境を用意してくれる仮想通貨業者です。
1位はビットバンク!テクニカル指標が多く、仮想通貨取引がしやすい業者!
使いやすさ | ★★★★★ |
---|---|
見やすさ | ★★★★★ |
機能性 | ★★★★★ |
テクニカル指標が圧倒的に豊富!さらに画面も見やすくて取引には最適!
ビットバンクのチャートは一つの画面に全ての機能が集約されているため、非常に使いやすいです。チャート画面と注文画面が同じ画面に存在しているため、ビットバンクのチャートならばスクロールや画面を切り替える手間をかけずに迅速に仮想通貨の売買が行えます。
特にデイトレードのような、一分一秒単位で取引をしている投資家にとって、スクロールをしないと注文ができない業者というのは非常に不便で面倒に感じられることでしょう。その点、ビットバンクの取引ツールであれば、エントリーのタイミングが発生した際にクリック一つですぐに注文ができるため、非常に使いやすいです。
さらに、テクニカル指標の数も豊富なため、専門的なテクニカル分析ができるというという利点がビットバンクにはあります。インディケーターはクリック一つで素早くチャート上に指標を表示させることが出来るため、初心者でも使いやすい親切な設計となっています。
ビットバンクにはテクニカル指標とは別に、さらに描画ツールも豊富なため、サポートラインやレジスタンスラインを自由にチャート上に描けます。描画ツールを使用すると、横だろうと斜めだろうと縦だろうと、自由にラインを描けて便利です。要らなくなったらクリック一つですべてのラインを消去することも可能です。
テクニカル分析をする上で必要な機能はほぼ全て揃っていることに加え、画面は見やすく、操作性にも優れているビットバンクであれば、ストレスを感じることなく快適に仮想通貨取引が出来るでしょう。
インディケーターが豊富なチャートを使用して仮想通貨の将来を分析!
なぜチャート上にインディケーターを表示させた方が良いかといえば、そうすることでテクニカル分析が容易になるからです。
ビットコインは確かに今は上昇トレンドに乗っていますが、いつ下落するかわからないものです。何より、短期視点で見ると、頻繁に下落する機会が多い通貨なだけに、なんとなくニュースでビットコインが上がっているからという理由で安易にビットコインを購入するのはとても危険です。もちろん、運が良ければそのまま上昇の流れに乗り、キャピタルゲインを稼ぐことが出来るでしょう。しかし、運が悪いと下落に巻き込まれ、大損します。
テクニカル分析をすることで、この損するリスクを下げつつ、さらに適切なエントリーのタイミングを探ることが出来るようになります。もちろん、インディケーターは完璧な分析ツールというわけではありませんが、それでも運任せにビットコインを購入するよりかはテクニカル指標を用いて投資をした方が遥かに危険が低くなります。
仮想通貨を対象にFX取引をすると、大きなリスクを背負うことになります。できるだけ損失の機会を減らしたいのであれば、テクニカル指標が豊富な仮想通貨業者を選択しましょう。