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Zaifのマイナス手数料とは?取引や入出金にかかる手数料をまとめました

Zaifのマイナス手数料とはどのようなものなのかを解説します。
マイナス手数料がどれくらいのメリットになるのか、それ以外の手数料も紹介していくので納得した上で、取引所選びの参考にしていだたければ幸いです。

手数料が「もらえる」取引所!ザイフにしかないマイナス手数料とは?

トレーダーは取引が約定したタイミングで取引所に対し所定の手数料を支払いますが、Zaifの場合はそうではありません。
売買手数料においてトレーダーと取引所の関係性が逆転している、つまり取引所がトレーダーに手数料を支払うのがZaifの特徴です。

手数料の安い取引所をリサーチしている読者であれば、長い目で見ると売買手数料は大きなコストとなるという言葉をよく聞くと思います。
いかに手数料のコストを低く抑えるかという問題は、強調しすぎることはないでしょう。そのような観点から見てみると、Zaifのマイナス手数料は投資家にとってメリットが大きいことが分かります。

  • 通常の取引所→トレーダーが手数料を払い、取引所が受け取る
  • Zaif→取引所が手数料を支払い、トレーダーが受け取る

トレーダーと取引所の支払い関係がそっくり逆転していることで、長い目で見れば大きなコストとなる売買手数料が、逆に長い目で見ると大きな収入となるのです。
マイナス手数料のZaifは有力な選択肢となります。

売買手数料の実例―Zaifへの登録・利用で手数料はこんなに違う!

手数料の安い取引所をリサーチ、選定するにあたっては、大まかなイメージだけでなく、具体的にどれくらい手数料が浮くことになるのかを想定しておくことが大切です。
そこで、「○○円を購入した場面で、○○円の手数料がもらえる」という実例を紹介します。
手数料のコストを軽視し、割高な売買手数料を支払い続けるといったことがないようにしましょう。

通貨ごとのマイナス手数料―27ペアのそれぞれの手数料は?

Zaifで取り扱っている通貨は14銘柄、通貨ペアでいえば27ペアです。

主要銘柄手数料
通貨ペア Maker Taker
ビットコイン(BTC)/日本円 -0.05% -0.01%
ネム(XEM)/日本円 0% 0.1%
ネム/ビットコイン 0% 0.1%
モナコイン(MONA)/日本円 0% 0.1%
モナコイン/ビットコイン 0% 0.1%
ビットコインキャッシュ(BTH)/日本円 0% 0.3%
ビットコインキャッシュ/ビットコイン 0% 0.3%
イーサリアム(ETH)/日本円 0% 0.1%
イーサリアム/ビットコイン 0% 0.1%

 

トークン
通貨ペア Maker Taker
ザイフ(ZAIF)/日本円 0% 0.1%
ザイフ/ビットコイン 0% 0.1%
Counterparty(XCP)/日本円 0% 0.1%
Counterparty /ビットコイン 0% 0.1%
BitCrystals(BCY)/日本円 0% 0.1%
BitCrystals/ビットコイン 0% 0.1%
SJCX/日本円 0% 0.1%
SJCX/ビットコイン 0% 0.1%
フィスココイン(FSCC)/日本円 0% 0.1%
フィスココイン/ビットコイン 0% 0.1%
ぺぺキャッシュ(PEPECASH)/日本円 0% 0.01%
ぺぺキャッシュ/ビットコイン 0% 0.01%
カイカコイン(CICC)/日本円 0% 0.1%
カイカコイン/ビットコイン 0% 0.1%
ネクスコイン(NCXC)/日本円 0% 0.1%
ネクスコイン/ビットコイン 0% 0.1%

 

COMSA
通貨ペア Maker Taker
ネム/日本円 0% 0.1%
イーサリアム/日本円 0% 0.1%

 

どの通貨を取引するのかで手数料が異なる上、現物取引、信用取引、先物取引、AirFX取引などの種類でも手数料は変わってきます。

さて、Zaifでマイナス手数料になるのは現物取引のみ。
現物取引以外ではマイナス手数料手数料ではなく、無料となっています。無料でもトレーダーにとってはうれしいものですが、マイナス手数料を目的としている方は注意しましょう。

Maker 、Taker料金ともにマイナスの手数料となっているのはビットコイン/日本円です。
「取り扱い通貨すべてがマイナス手数料というわけではないのか・・・」と思われたかもしれませんが、ビットコイン/日本円はメインで売買されることの多い通貨ペアで、マイナス手数料の恩恵は決して小さくはありません。

それ以外の通貨ペアについても、Makerなら手数料は無料(0%)ですので、Zaifはすべての通貨ペアにおいてローコストだと評価してよいでしょう。
それでは、マイナス手数料がある場合とない場合、つまりZaifなのかそれ以外の取引所なのかで、どの程度投資成績に差が生じるのでしょうか。

ZaifのMaker注文でビットコイン/日本円を取引した場合
5万円約定 25円
50万円約定 250円
150万円約定 750円
150万円約定を1往復 1500円

もし、マイナス手数料のシステムを逆手に取って売買を繰り返したとしても、マイナス手数料は無効にはなりません。
そのため、値下がりリスクやスプレッドを考慮しなければ、少額の元手でも、繰り返し売買することで確実に数千円、数万円以上の手数料を得ることができます。

MakerとTakerとは?なぜ手数料が変わってくる?
MakerとTakerとは、簡単にいえば注文方法の違いです。

・Taker…誰かがすでに発注した注文に対し約定させる方法、板にある注文を「消費」
・Maker…あらかじめ発注しておき、誰かがその注文に対して売買してくれるのを待つ方法、板に注文を「供給」

信用取引、AirFX取引、先物取引の売買手数料は?

現物取引以外にも信用取引、AirFX取引、先物取引の売買手数料があります。

取引 売買手数料 補足
信用取引 無料 ビットコイン/日本円
モナコイン日本円のみ対応
AirFX 無料 ビットコイン/日本円のみ対応
先物取引 無料 ビットコイン/日本円のみ対応

売買手数料以外の手数料は?

取引所利用時にかかる手数料には

  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 送金手数料

などがあります。
もちろんメインとなるのは売買手数料ですが、ほかの手数料があまりにも高額だと本末転倒ですので、事前に確認しておくことが大切です。それぞれの手数料を順番に解説していきます。

入金手数料―Zaifへの日本円入金にかかる手数料

Zaifの入金手数料について実際の金額を解説します。
仮想通貨を取引する前に、まずZaifへ入金を行います。これで買付余力に反映され、日本円で仮想通貨を購入できるようになります。ただし、この際入金手数料が発生することがあります。

取引 入金手数料 補足
銀行振り込み 無料 振込手数料は、それぞれの金融機関の所定の手数料が適応されます。
ネット銀行など振込手数料が無料の金融機関であれば、手数料はかかりません。
コンビニ入金 有料 3万円未満・・・486円
3万円以上・・・594円
ペイジー入金 有料 3万円未満・・・486円
3万円以上・・・594円

出金手数料―Zaifから銀行への出金にかかる手数料

Zaifで仮想通貨を売却しただけでは、出金されたことになりませんので、下記の手数料は発生しません。
仮想通貨を売却し、日本円を銀行に送金する手続きを出金といい、そのとき初めて以下の手数料が発生します。

出金手数料 補足
50万円未満 350円 振込手数料はZaif負担。
50万円以上 756円 振込手数料はZaif負担

 

仮想通貨での出金

日本円だけでなく、仮想通貨で出金を行うこともできます。
日本円の場合は銀行への振り込みとなりますが、仮想通貨での出金の場合は自身のウォレットを用意し、受け取ることになります。

仮想通貨 出金手数料
ビットコイン 0.0001BTC以上
ネム 2XEM〜
モナコイン 0.001MONA
ビットコインキャッシュ  0.01ETH
イーサリアム 0.001BCH
カウンターパーティー 0.00420BTC
コムサ
ネム 5XEM〜
イーサリアム 0.01ETH〜

コイン積立銀行引落手数料―Zaif独自サービスの手数料

必ずかかる手数料ではなく、Zaif独自の「コイン積立」利用時のみ発生する手数料です。
コイン積立は、任意の金額を毎月自動的に仮想通貨に投資することで資産形成を目指します。ただし、銀行から毎月日本円を引き落とすので、そのたび以下の手数料が発生します。

積立金額 手数料
1000円~2000円 一律100円
3000円~9000円 3.5%
1万円~2万9000円 2.5%
3万円~4万9000円 2%
5万円以上 1.5%

定期的に一定額を購入する手法はドルコスト平均法と呼ばれ、時期を意図的にズラすことでリスクを抑えられる、自動なので手間がかからず忘れることもない、平均取得単価を下げられるなど、一括で投資するよりも優位な効果が期待できます。Zaifを利用するなら、合わせて検討したいサービスといえます。

ビットコインの取引がメインなら、取引所はZaifで決まり!

筆者は「取引所の価値は売買手数料で決まる」と考えています。その理由は仮想通貨を購入するのは利益を得るためで、利益を最大化できる取引所こそよい取引所です。
もちろん、大切なのは手数料だけではないでしょう。

例えば目新しい通貨がたくさんあることや、使いやすい取引画面、チャット機能があったりするなどの付加価値を追求するのも1つの手かもしれません。
仮想通貨は楽しく興味深い世界。仮想通貨に“ハマる”方がきっと出てくるに違いありません。

しかし資産運用として投資するのであれば、コストは最小限で済み、なるべく利益を最大化できる取引所がベストです。
マイナス手数料であることから、手数料のコストについてはZaifは優秀なので、リサーチすべきは取り扱い通貨に限られてくるでしょう。

  • ビットコイン
  • ネム
  • モナコイン
  • ビットコインキャッシュ
  • イーサリアム

これらを含む、14銘柄、27通貨ペアへ投資する予定であれば、Zaifを選ぶポイントは満たしています。

仮想通貨のことがまだよく分からない、本当に利益が出せるか自信がないという不安から投資を控える人を見かけますが、ここまで読み進めているあなたは仮想通貨にすでに関心を持ち、熱心にリサーチをしようというモチベーションを持っています。これは大きなアドバンテージだと筆者は思います。

もちろん、投資は100%うまくいくわけではありません。しかし失敗したとしても、理由を分析して次につなげれば、それは失敗ではありません。誰もが初めは初心者です。初心者であることを恐れず、次世代を担うフィンテックである仮想通貨に資金を投じてみましょう!

結局どの取引所が一番良いの?

編集部イチオシの仮想通貨取引所はここ!!
仮想通貨取引所はどれを選んでも一長一短で、自分の投資スタイルに合ったものを選ぶのがベスト。ですが、どのように選んでよいのかわからないですよね。

適当に選べば
  • 手数料が思ったより高い
  • 思った価格で注文が入らない
  • しょっちゅうサーバーダウンする
といったトラブルに見舞われ、「こんな業者選ばなきゃよかった…」と後悔する羽目になってしまいます。

取引所の特徴を8つの観点から比較しておすすめ順に紹介していますので、自分にとって使いやすい取引所を選ぶようにしてみましょう。

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