仮想通貨取引業者を選ぶ際には仮想通貨取扱銘柄数を参考にしよう
ビットコインなどの仮想通貨の取引に興味を持つ人が増えています。
仮想通貨の取引をするには口座の開設が必要ですが、どこの業者で口座を開設するのがよいのでしょうか?手数料やレバレッジの有無、スプレッドなどを参考に選ぶ人もいるでしょう。
今回は業者選びの指標として取扱銘柄数をピックアップしてご紹介します。
国内主張仮想通貨取引業者が扱っている仮想通貨の銘柄を一覧にまとめてみました。
業者名 | 通貨ペア |
---|---|
coincheck | 全13種 Btc、Eth、Etc、Lisk、Fct、Xmr、Rep、 Xrp、Zec、Xem、Ltc、Dash、Bch |
Zaif | 全7種 Btc、Zem、Mona、Xcp、CosmaZaif、Bch |
bitflyer | 全4種 Btc、Eth、Ltc、Bch |
ビットバンク | 全6種 Btc、Eth、Xrp、Ltc、Mona、Bch |
GMOコイン | 全1種 Btc |
BITPoint | 全3種 Btc、Eth、Bch |
BTCBOX | 全1種 Btc (ただし国際版は全3種 Btc Eth Game) |
kraken | 全16種 Btc、Bch、Dash、Eos、Eth、Gno、Etc、Icn、Ltc、Mln、Rep、Doge、Xlm、Mona、Xrp、Zec |
みんなのビットコイン | 全3種 Btc、Eth、Bch |
ビットトレード | 全6種 Btc、Eth、Xrp、Ltc、Mona、Bch |
Liquid by QUOINE | 全8種 Btc、Eth、Bch、QASH、XEM、XRP、LTC、ETC |
Btc = ビットコイン
Eth = イーサリアム
Etc = イーサリアムクラシック
Fct = ファクトム
Xrp = リップル
Xem = ネム
Mona = モナーコイン
Ltc = ライトコイン
Doge = ドージコイン
Dash = ダッシュコイン
Bch = ビットコインキャッシュ
ComsaZaif = コムサ
Zec = ジーキャッシュ
QASH = キャッシュ
仮想通貨に限らず取扱っている銘柄が多いことはそれだけメリットが大きいということを意味します。
売買チャンスが増えること、リスク分散につながることが主なメリットです。ただし単純に銘柄数が多ければよいというものでもありません。どの業者がどの銘柄を扱っているのかという詳細をしっかり調べて業者選びをすることも大切です。
取引対象の銘柄数が多いほど売買チャンスが多く、複利効果でより大きな利益が得られる
仮想通貨と言えばビットコインが真っ先に思い浮かぶという人も多いことでしょう。
しかし、現在世界中には100種類を超える仮想通貨が存在していると言われています。それぞれに特徴があり、右肩上がりのものもあれば、価値が安定しているものもあります。
仮想通貨を取引する目的は売買利益を上げたり、資産として保有することがあるでしょう。
取扱い銘柄数が多いことで例えば複数の投資信託を組み合わせて投資するようにリスクを分散したり、価格変動の多いタイミングを見計らって売買利益を上げることができます。取扱銘柄数が多い業者を選ぶメリット
- 取扱い通貨銘柄を活かして複利効果を発揮
- 銘柄が豊富だとリスクの分散が可能
をまとめてみました。
複利効果を最大限に!
取扱銘柄が多い業者と少ない業者の違いはどこにあるでしょうか?
例えばビットコインだけを扱っている業者ではビットコインの値動きが少ない時には売買のタイミングがつかみづらく、投資した資金を遊ばせてしまうことになります。
それに対して複数の銘柄を扱う業者で取引をする際には、値動きの大きな仮想通貨に投資することで売買益をあげられるチャンスが増えることになります。
これにより少しずつであっても資産を増やすことが可能です。増えた資産を次の投資に回すことにより、投資の鉄則である複利効果を十分に生かすことが可能になります。
リスク分散が可能
仮想通貨は暴騰の可能性がある反面、暴落の危険性もあります。
世界情勢や経済状況によっては株式など他の金融商品に比べて値動きが大きいという点も特徴です。もし取扱っている数少ない銘柄が暴落してしまうと大損につながります。
その点、取扱銘柄数が多ければ、資産を分散して投資したりなるべくリスクの少ない仮想通貨で取引するという選択肢がある分、リスク分散につながりより安全な資産運用が可能になります。
取扱銘柄数が少ない業者のデメリットは?少ないとだめなのか?
取扱銘柄数が少ない業者の口座を開設して取引きすることのデメリットは、リスク分散ができないことと、売買チャンスが比較的少なくなるという点です。取扱っている銘柄数が多い業者のメリットと表裏一体ですね。
では、取扱銘柄が少ない業者を選んではいけないのでしょうか?
一概にそうとは言えません。例えば手数料が低く設定されていたりレバレッジが使えるなどのメリットが用意されている場合もあります。仮想通貨の取扱銘柄数は取引業者を選ぶときのひとつの指標だと理解してください。
仮想通貨取引所 取扱銘柄数比較ランキングTOP3
取引ができる銘柄数が多ければそれだけリスク分散になり、売買チャンスが増えるため複利効果も狙うことができます。
資金効率よく投資をするためには複数銘柄に投資するのが良さそうです。
だからといって銘柄数が多ければそれだけでよいのでしょうか?手数料やスプレッドなどの費用面も考えなければいけません。
取引きに関るツールの使いやすさや入出金の反映スピード、安全面なども考慮に入れて取引業者を選びたいですね。
今回の記事では取引銘柄数に重点を置いた仮想通貨取引所のランキングTOP3を発表します。
第3位 krakenは取扱銘柄数が断トツの16種でマイナーな仮想通貨も取引可能
krakenは国内の仮想通貨取引業者の中でも取扱っている銘柄数が断トツのナンバー1です。
その数16種で取扱い数第2位の13種に比べ3種類も取扱銘柄数が多くなっています。たったの3種類と思わないでくださいね。主要な仮想通貨取引業者の中にはそもそも3種類しか扱っていないところも多くあります。そんな状況の中、2位よりも3種類多い16種類の取扱いがあるkrakenは利益を得られるチャンス、リスク分散共に優れていることが分かります。
16種の取扱いがあるということは、マイナーな仮想通貨も扱っているということになりますが、今はマイナーであっても将来的には何十倍、何百倍になる可能性もあります。値動きを見ながら将来の値上がりを待つ楽しみもありますね。
惜しむらくは、取引きツールの使い勝手がいまいちなのと、入出金処理のスピードが遅い点を差し引いて今回は3位とさせていただきました。
第2位 Zaifでは手数料をもらえる?取扱い銘柄も主要どころをしっかり抑えている
Zaifの魅力は主要な仮想通貨であるビットコイン、ネム、モナーコインを始めとした7種の銘柄が扱えることです。また、クレジットカードを登録することでいつでもどこでもコインを購入できたり、積立投資でコインを積み立てることが可能なので、長期的な資産形成にもってこいの取引業者です。
さらに手数料と言えば利用者から取引業者に支払うものですが、Zaifの手数料がもらえるのです。Zaifの手数料は-0.01%となっており、マイナスです。マイナスの手数料は利用者が支払うのではなく、取引業者が利用者に支払う手数料を意味します。つまりZaifでビットコインを取引すると、取引額に応じてZaifから手数料がもらえるのです。本来支払うべき手数料が逆にもらえてしまう、とても魅力的な特徴です。
第1位 coincheckは銘柄数13種、手数料0円でスプレッドも最狭水準
coinchechは取扱い銘柄数が全体の2番目に多い13種。これだけあればリスク分散も十分にできますし、普段めったに目にしないような仮想通貨の値動きをみるだけでも投資の経験値に貢献しそうです。銘柄数に劣らないcoincheckのおすすめポイントとしては手数料が0円という点です。スプレッドも最狭水準の160円となっています。多い銘柄数で売買タイミングを増やし複利効果を十分に得るためには諸費用が抑えられるにこしたことはありません。coincheckでは資金効率よく仮想通貨の取引をすることができます。
また、coincheckではビットコインを投資の商品としてだけでなくまさに仮想通貨として電気代の支払い等にもあてることができます。取引ツールの使い勝手も申し分なく、投資から生活全般までカバーできる取引所であるので第1位としました。
仮想通貨取引を始める際の業者選びには取扱銘柄数もぜひ参考に
ここまで国内の仮想通貨取引業者を取扱銘柄数の視点からまとめてランキングを発表してきました。
銘柄数が多いことはそれだけ利益を上げるチャンスが増えると同時にリスク分散にも役立ちます。マイナーな仮想通貨の取引は将来性の点から楽しみが多い取引になります。
取引業者を選ぶ際に参考にするのは手数料やスプレッド、レバレッジなどのサービスの面や取引ツールの性能、提供される分析ツールなどが多いと思います。
しかし、本記事のように取扱銘柄数から業者を見てみるとまた違ったメリットやデメリットが見えてきます。
大切な資産を投資に回すわけですから、その預け先である業者選びは慎重に慎重を期すべきでしょう。
業者選びの指標の一つとして取引銘柄数も重要であるということをご理解いただければ幸いです。今回ご紹介したポイントをぜひとも参考にして取引業者選びにお役立てください。