ビットコインで買い物ができるお店は着実に増加している
ビットコインを使って店舗で買い物ができることをご存じですか。
ビックカメラやメガネスーパーなどでもビットコインで買い物ができます。仮想通貨の代表格であり投資家からも注目されているビットコインは、マウントゴックス破綻の際に広まった誤った印象がようやく拭えてきて「安心で世界で注目されている仮想通貨」として加速度的に広まっています。
ここでは、ビットコインを使ってスマホで買い物できることや国内でビットコインが使えるネットショップや店舗一例、ウォレットなどについて紹介します。
これから日本でも多くの店舗でビットコインが使えるようになる予定です。早めに抑えていつでも使えるようにしておきましょう。
ビットコインは買い物の際、スマホだけで支払いが完了できる
年々注目を集めているビットコインですが、支払いで使える場所も増えていてビットコインウォレットなどを使えばスマホだけでビットコインを使って買い物ができます。
投資先としても魅力的と言われるビットコインですが、どのようにして買い物で使うのでしょうか。
ここではQRコード読み取りによる決済方法や、買い物の際使用するビットコインウォレットについて確認していきましょう。
ビットコインの買い物は店頭端末のQRコードの読み取りでOK
多くの注目を集めている仮想通貨ビットコイン。
大手家電量販店であるビックカメラでもビットコインによる決済サービスが開始されたことは大きな話題となりました。
これでビックカメラではAlipayやWeChat、ApplePayなどの決済サービスと並んで、ビットコインでも支払いができるためスマホ1つで家電製品の買い物ができます。
ビットコインは匿名で決済が行われるため、個人情報を多く含むクレジットカードよりも安全であり、店側の手数料も1%程度とクレジットカード(2〜8%)よりも安く負担が少ないです。
日々レートが変わるビットコインを使って買い物ができるお店はこれからどんどん増えていくと言われています。
買い物する際に利用する場合はビットコインウォレットを使う
ビットコインで買い物を行う際は、bitFlyerウォレット、coincheckウォレットなどのビットコインウォレットを使います。ビットコインウォレットは、ビットコイン専用の財布のようなものです。
これらのウォレットにビットコインが入っていれば買い物時にビットコインで支払うことが可能になります。
ウォレットによって秘密鍵が自分でわかるものとわからいものなど多少の違いがあるので注意しましょう。使い方は非常に簡単で、ウォレットを開いて店舗の端末に表示されるQRコードを読み取るか、メールのように宛先があるのでビットコインアドレスなどの送信先と金額を入力するかのどちらかです。
日本国内でビットコインが利用できるネットショップ・店舗一例
ここでは日本でビットコインが使える店舗を紹介します。
まだまだ少ないですがネット通販やメガネ屋・飲食店・クリニック・美容室・整体・エステ・ネイルサロン・自動車販売・バー・カフェ・ホストクラブ・鍼灸院・コアワーキングスペース・質屋・カプセルホテル・カラオケ・塾など、他にも多くの形態で利用することができ、着々と使えるお店が増えています。
下記は全国で使えるお店のごく一部ですが参考にしてみてください。
国内でビットコインが利用可能なネットショップや実店舗 |
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DMM.com(通販、動画配信、オンラインゲーム等) |
Touch mall(総合ネット通販サイト) |
CoolStuffJapan(日本製品販売) |
ビットコインモール(仮想通貨専用ネットショップ) |
ビットコインをつかう(ビットコインネットショップ) |
ビックカメラ有楽町店・秋葉原店(家電量販店) |
ビックロビックカメラ新宿東口店(家電量販店) |
メガネスーパー(メガネ店) |
うみやまはたけ(飲食店) |
聘珍樓(中国領地:日比谷、溜池山王、吉祥寺、横濱本店等) |
刑務所病院レストランアルカトラズE.R(レストラン) |
東京焼肉(焼肉店) |
Nail ao.(ネイルサロン) |
東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック(歯医者) |
ジャパン・ダンス・アート(ダンス) |
安心お宿(カプセルホテル) |
GINZA PARIS(ブランド品などの買取) |
ケーキ屋ムラリ(スイーツ店) |
こりもみはんど(整体) |
魚富水産ぎょっぷ(飲食店) |
ユニティーフェイス(喫茶) |
個別指導学院ヒーローズ堺市駅前校(塾) |
脱毛サロンLibre(エステ) |
カジュアルバーちょこっと(バー) |
ゲノムフクオカ(コアワーキングスペース) |
など、上記は一部です。
全国にはもっとビットコインで買い物のできる店舗があります。
国内で利用できる店舗がどんどん増えてきている
ビットコインが使える店舗は少し前よりも増えてきています。
これは、ビットコインの認知度が上がり信用されるようになってきたこと、ビットコインが非常に安全性・利便性のある仮想通貨だからこそです。
一時はマウントゴックスの破綻のニュースによって「怪しい」「盗まれてしまう」などの誤った印象が広まってしまい「ビットコイン=悪」のような扱い方でした。
しかし、マウントゴックス自体に問題があり、ビットコインは安全であることがわかったことでようやく広まり始めたました。ビットコインは多くの店で使えるようになっていっていますので、しっかりと抑えておきましょう。
ビットコインが利用できる店舗は着実に増えてきている
投資先としても年々注目を集めていることもあって、ビットコインが利用できる店舗は着実に増加しています。
理由は
■ビットコイン自体の認知度が上がった
■発行元がないため機関や国に依存せずリスクが低い
■手数料が安くクレジットカードよりも店舗にはメリットが大きい
■リクルートのAirレジがCoincheckと連携しビットコインの支払いが可能になる
などがあります。
特に、リクルートのAirレジがビットコインに対応することで新たに26万店舗でビットコインの支払いができるようになります(2017年夏より)。また、これから東京オリンピックなどもあるので訪日外国人が増えてビットコイン対応店舗もより一層増加すると言われているため、利用者にはより便利な環境が整っていくと考えられます。
さらに、規制改革により一部の電力会社では電気代金をビットコインで支払えるようにもなっているため、近い将来店舗だけでなく公共料金もビットコイン対応になるかもしれません。
ビットコインの「ウェレット」は銀行口座と似ている?
ビットコインはオープンで安全性が高く非常に優れた決済システムです。
銀行のような管理者はいないため、口座開設の手続きなどをしなくても自分専用の口座(アドレス)を持てます。ビットコインのアドレスは何個でも作ることができ、秘密鍵をもってビットコインを動かすことや送金したりできます。
ここではビットコインの財布とも言えるウォレットが銀行口座と似ている部分もあることを確認していきましょう。
ビットコインのウォレットは銀行口座にある意味似ている部分もある
ビットコインのウォレットはある意味銀行口座に近いものがあります。
銀行口座は預金残高を確認したり、残高を使って誰かに送金することが可能です。ビットコインは発行元がなく機関や国に依存しないため銀行のような機関の存在はありません。
しかし、残高も確認できますし誰かに送金することもできます。送金情報などはプログラムが制御しており、いくら送金されて、いくら持っているかというのもすべて公開されています。
元帳データが誰でもダウンロードできるようになっており全部オープンになっているというわけです。しかし、安心してもらいたいのは、ビットコインに個人情報は一切関係ないため、オープンになっているのは暗号化された情報だけということです。
誰がいくら持っていて、誰が誰にビットコインを送金したかなどはわかりません。残高や送金ができる店は銀行口座にある意味似ていますが、銀行は元帳データの公開などは絶対にしませんので、その点はまったく似ていないものとなっています。
ビットコインは個人情報が関係なく安全制が高い仕組みなため、透明性が高く元帳データもオープンにされています。
これからどんどん利用できる場面が増えるビットコイン
いかがでしたでしょうか。
QRコードの読み取りだけでビットコインを使って簡単に買い物することができます。これから、リクルートのAirレジにも対応し新たに26万店舗でも利用できる予定です。
東京オリンピックもあり、さらにこれから使える店舗が増えていくことは間違いないでしょう。ただし、ビットコインはまだ相場の乱高下が激しい側面があり、暴騰・暴落の可能性もありますので購入する際は慎重に行うようにしましょう。