「ダッシュコイン」という名前の仮想通貨を聞いたことはありますか?
種類が多い仮想通貨の中でも人気の通貨になっており、取引ランキングでも上位にランクインしています。
今回はそんなダッシュコインについてその特徴や魅力についてご紹介したいと思います。また、どこの取引所で取引できるかもあわせてみていきましょう!
ダッシュコインはもともとダークコインとよばれていた
仮想通貨で有名なのはビットコインです。ビットコインと言えば、謎の人物サトシ・ナカモトが開発したという話も有名ですね。
ダッシュコインも開発された背景があります。まず、最初はダッシュコインの歴史をみていくことにしましょう。
ダッシュコインは2014年1月にEvan Duffield氏によって開発されました。もともと「ダークコイン」とよばれていましたが、その理由は定かではありません。ダッシュコインの持つ「匿名性」をよく表せるので「ダーク」と命名したのでしょうか?
「ダーク」がもつ響きはネガティブな意味を連想するので、変更したとも言われています。
2015年にダッシュコインに名称の変更をしています。こちらはダッシュコインのもう一つの特徴である「即時性取引」からとった名前でしょう。
ダッシュのダークセンドは高い著名性を活かした送金機能が特徴
どんな仮想通貨にもそれぞれ特徴があり、取引される理由があります。ダッシュコインも同じです。その中でも知っておかなくてはいけない大きな特徴が2つあります。
まず、一つ目は「ダークセンド」という匿名性の高い取引です。これを可能にしているのが「コインジョイン」(コインミキシングとも呼ばれています)と言われる方式です。
◎コインジョイン方式とは
例えば「Aさん→Bさん」に送金するとします。この時にダッシュコインでは「A→中継地点→Bさん」というように間に「中継地点」をワンクッション挟みます。この「中継地点」のことを「プール」と呼びます。
「プール」には世界中の送金元のお金が集まりシャッフルされているのです。たとえ誰かが送金元の情報を盗もうとしても、プールのなかにアクセスされます。なので、送金元の情報を盗むのは極めて困難となっているのです。
ダッシュコインのもうひとつの大きな特徴は即時性取引です。送金スピードが速いということですね。これを可能にしているのがInstantXという仕組みです。
◎InstantXとは
こちらは少し難しい話になりますが、ダッシュコインではもともとマイニングするコンピューターが決まっています。これをマスターノードと呼びます。マスターノードに承認作業を一任することで超高速取引が可能になっています。
わかりづらい方は、「ビットコインに比べ、無駄な作業をはぶいている」と思っていてよいでしょう。
ビットコインが取引完了までに10分を要するのに対し、ダッシュコインはわずか4秒で完了します。
ダッシュコインの購入方法を紹介
さて、ダッシュコインを買いたいと思ったらどうすればいいでしょうか?現在はコインチェックでしか取引をすることはできません。※2017年12月時点
コインチェックの登録はすべてをスマホから登録できるので簡単です。登録までの簡単な流れを説明しましょう。
①メールアドレス・パスワードの登録
②本人確認・電話番号の登録
③銀行登録
登録自体はこの3つで完了します!!本人確認は自分の顔写真をアップロードする必要があり、電話番号の認証はSMSで確認します。
ダッシュコインの過去から今の値動き
ダッシュコインの過去の値動きはどうでしょうか?
2017年年初からジリジリと値を上げてきていますが、11月に約3万円から3倍の10万円まで跳ね上がっています。これは仮想通貨ならではの動きであり、株式や為替ではめったにおこらない価格の推移です。
下記は過去から現在までの価格推移を表にしてみました。
日付 | 安値 | 高値 |
---|---|---|
2015/06 | 334 | 377 |
2017/02 | 1,678 | 3,963 |
2017/05 | 9,416 | 22,581 |
2017/08 | 17,284 | 45,351 |
2017/11 | 26,002 | 95,544 |
2017/12 | 71,259 | 184,959 |
2018/01 | 118,973 | 139,193 |
11月に異常な上昇を開始し、一時約17万円以上の高値をつけいったん反落しています。買う場合はここの高値を超えてくるかどうかをみておくとよいでしょう。
また、ビットコインやイーサリアムといった取引量の多い仮想通貨の値動きにつられてダッシュコインも動いているようなので、主要な仮想通貨の値動きを追うのは必須です。
ダッシュコインを取引するならココがオススメ
ダッシュコインはコインチェックでしか取引ができないため、買いたい方や興味がある方はぜひコインチェックに登録してみましょう。
ここではコインチェックのスペックについてまとめてみました。
コインチェックはビットコイン取引高No.1!!各スペックまとめ
コインチェックは日本の仮想通貨取引所でNo.1といっていいでしょう。
取り扱い通貨の種類は13種類とであり、これは他業者と比べると一番おおいです。また、セキュリティでも保障制度が設けられており、安心して取引できます。
手数料 | ★★★★★ | 手数料は文句なしの無料 |
---|---|---|
日本円対応力 | ★★★★★ | 銀行振り込み・コンビニ入金可能 |
独自サービス | ★★★★★ | ビットコインで電気代を支払うことも可能 |
レバレッジ | ★★★ | レバレッジは他業者と比べると若干低い印象 |
安全性 | ★★★★★ | 盗難保証もあり!安心して取引できます |
スマホアプリ | ★★★★★ | 使いやすさは評判あり! |
スプレッド | ★★★ | 他業者と比べると若干広い |
スワップポイント | ★★★★ | スワップポイントはそんなに差はないようです |
情報量 | ★★★★ | 情報量も大きな差はありません |
サポート力 | ★★★★★ | わからないことはサポートセンターに問い合わせ! |
チャート、ツール | ★★★★★ | 操作性は抜群です!! |
ダッシュコインの将来性について
仮想通貨の値段が上昇した背景には、「近い将来、仮想通貨が生活に革命を起こすのではないか?」という期待があるためです。通貨によって色々なスペックがありますが、より実用性があるものの値段が、今後上昇していくと考えられます。
では、ダッシュコインはどうでしょうか?
Lamassu社と提携し高騰。今後はどうなるのか?
Lamassu社は仮想通貨専門のATMを展開する企業です。
ダッシュコインは「匿名性」と「即時取引」という実用性からLamassu社と業務契約を結んでおり、実際にダッシュコインでAmazonのギフトカードを購入することも可能です。
日本にもダッシュコインが対応しているATMがある
数は多くはありませんが、日本でもダッシュコインに対応しているATMがあります。
仮想通貨はまだまだ実用レベルには至っていないのが現状です。そのことを考えると、実際にATMで換金や購入ができたりするだけでも大きな期待ができますね。
また、ダッシュコインがLamassu社と業務提携したのは、スペックが優れていることを証明しています。
しかし、その「匿名性」は麻薬などの購入や、資金洗浄に使われるという指摘もあります。万が一、規制などが実施されれば価格はさがるので、ダッシュコインを取引する型かたはそのことを頭に入れてニュースをチェックしておくとよいでしょう。
まとめ
このようにして、ダッシュコインは他の仮想通貨と比べても非常に優れていることがわかったと思います。
特に、「匿名性」と「即時取引」の点からいうと、すでに実用レベルまできています。将来性はかなりある仮想通貨といえるでしょう。ビットコインやイーサリアムなどの上位にある仮想通貨が上昇している限り、ダッシュコインの上昇も止まることはないと思います。
しかし、便利すぎるため、規制などがおこる可能性も0ではありません。ニュースを必ずチェックするのは忘れないようにしてください。
また、現在、ダッシュコインはコインチェックでしか取引きできないために、買いたい方や少しでも気になる方は、ぜひコインチェックにも登録しましょう!!