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天文学者が仮想通貨業界に激怒!マイニングが宇宙人の発見を妨げている?


出典:superfansuits
世界中の投資家が空前の仮想通貨ブームに興じている一方、中には仮想通貨の存在そのものを快く思っていない方々も存在します。

その代表例が、各国の中央銀行関係者。中央機関を経ることなくユーザー同士で直接決済を行える仮想通貨は、法定通貨を管理している中央銀行にとってあまり好ましくない存在です。権力者が自らの既得権益を脅かす可能性のある新勢力に対して不快感を持つのは自然の摂理であり、2018年2月13日の衆院予算委員会で

仮想通貨には価値の裏付けとなる資産がない。単なる投機的な投資の対象にすぎず、法定通貨を脅かすものではない。「仮想通貨」ではなく「仮想資産」(Crypto Asset)と表現すべきだ。

と否定的な発言をした日銀の黒田東彦総裁の考え方も十分に理解できます。

その一方、政府や中央銀行とは全く関係のない方面からも仮想通貨業界を批判する声が上がっており、ネット上で話題になっています。なんと、UFOや宇宙人を研究している団体が、

最近の仮想通貨のマイニングブームのせいで、地球外知的生命体の研究に支障が出ている。

と不満を漏らしているのです。

ちなみにUFO Coinというアルトコインは実在していますが、本件とは一切関係ありません。宇宙人と仮想通貨に一体何の関係があるのでしょうか?彼らの主張を詳細に見ていきましょう。

電波天文学者の憂鬱

アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレーに拠点を置くSeti (Search for Extraterrestrial Intelligence:地球外知的生命体探査)団体のBerkeley SETI Research Centerは、高性能の電波望遠鏡を駆使し、地球外から送られてくる電波の受信・解析を行っています。

→Berkeley SETI Research Center

もしも地球外の惑星から何らかの信号が発信されていれば、それは人類同様の文明を持つエイリアンが存在していることを証明する歴史的な証拠になり得ます。ただし、広大な宇宙では星々の崩壊に伴い多少の電波が自然発生するため、あらゆる可能性を想定して気の遠くなるような作業を継続しなければなりません。

Berkeley SETI Research Centerはウエストバージニアとオーストラリアのパークスの2か所の観測所で調査プロジェクトの拡張を進めていますが、その過程において予想外の問題に直面しています。電波探査に必要なコンピュータチップ、GPUが不足しているのです。

地球外知的生命体が送ってくる電波はAMなのかFMなのかすら分からないので、あらゆる周波数の電波を受信する必要があります。そのためには多くのコンピュータリソースを割かねばなりませんが、ここ数か月間、最新のGPUが手に入らなくて困っています。

現在Berkeley SETI Research Centerは、100台規模のGPUを駆使して電波探査を行っています。それでも広大な宇宙の電波を解析するにはコンピュータパワーが圧倒的に不足している状況です。

Berkeley SETI Research Centerのチーフサイエンティスト・Dan Werthimer博士はその理由を、最近の仮想通貨のマイニングブームのせいだと語っています。

ビットコインやライトコイン、イーサリアムなどのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)タイプの仮想通貨は、世界中のマイナーがマイニングという承認作業を行うことで運用が成り立っています。世界で一番最初にマイニングを行ったマイナーには報酬として仮想通貨が付与されるため、個人から法人まで多くの関係者がマイニング事業を展開しています。

PoWのマイニングには膨大な演算処理を伴うので、高性能GPUを搭載したコンピュータが必要となります。世界中で広がるマイニングブームの影響で、多くのマイナーが我先にと高性能グラフィックボードを買いに走る状態。今や最新のGPUを実装したグラフィックボードはどの店舗でも品切れが続いています。大手ベンダーのNvidiaは需要に応えるためにマイニングに特化したグラボを販売したり生産工場をフル稼働させたりしていますが、それでも販売数が全く足りていないのが実情です。

世界の宇宙人研究

熱狂的なマイニングブームに起因したGPU供給不足は、Berkeley SETI Research Centerだけでなく世界中の電波天文学者に影響を与えています。

カリフォルニア大学バークレー校の天文学チームは、GPU価格の高騰により当初の予算では研究が進まなくなったため、アメリカ国立科学財団に助成金を申請しなければならなくなったとコメントしています。

南アフリカの広野に設置した電波望遠鏡で宇宙を観測するアメリカ・英国・南アフリカ連携プロジェクト・The Hydrogen Epoch of Reionization Array(HERA)の研究チームも、 これ以上GPU価格が高騰すれば計画を中断しなければならなくなるかもしれないと懸念しています。

出典:reionization
オカルトに興味のない方にとっては「UFO」や「宇宙人」といった言葉を聞くと、X-ファイルやインデペンデンスデイといったフィクションをイメージすることでしょう。「そんなものを研究して一体何の価値があるのか?」と一笑に付すリアリストもいることでしょう。

しかし、地球人はこの広大な宇宙で孤独な存在なのか?他にも我々と同等あるいはそれ以上の文明を持った地球外知的生命体が存在しているのか?という疑問は、大昔から人類が抱いてきた最大の知的テーマです。もしも本当に地球外知的生命体の存在が確認されれば、人類史に残る最大の発見となること必至です。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、地球の文化を記録したゴールデンレコード搭載のボイジャー探査機を1977年9月に打ち上げました。2017年2月には、生命居住可能な気候条件(ハビタブル・ゾーン)に位置している地球そっくりの惑星を7つ発見したと報じ話題になりました。

車椅子に乗っている宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士とロシアの実業家ユーリ・ミルナー氏も約1億ドルの研究費を投入し、10年がかりで銀河系内の100万個の天体および銀河系周辺の100個の銀河を対象とした地球外知的生命体探査を行っています。

また、インターネットを活用した分散型コンピュータテクノロジーで地球外知的生命体探査を行うSETI@homeというサービスを活用すれば、一般の日本人でも簡単にプロジェクトに参加することができます。

出典:crowdfund
世界中のエンジニアが、単なるオカルト信仰ではなく、大真面目に宇宙人の存在を検証する科学的な研究を行っています。相場の価格が投資家の「夢」によって上昇していくように、真理の探究心は人類を突き動かす原動力として欠かせないものなのです。

海外のネットユーザーの反応

  • マジかよ。俺が一年前に買ったグラボの価格が2倍に高騰してる。
  • 最初にビットコインの理論を聞いた時はすごいアイデアだと思ったけど、実際には問題だらけじゃないか。
  • GPUマイニング型の仮想通貨を作ってる開発チームが悪い。
  • イーサリアムは将来的にPoS(プルーフ・オブ・ステーク)に移行するからマイニングブームも数年以内に収まるでしょ。
  • ビットコインは自分たちのプライバシーを守りたがってる宇宙人が地球人に授けたものだったのかもしれないな。(笑)

まとめ

電気代が安くマイニング事業の拠点地として人気を博している北欧のアイスランドでは、マイニングに消費される電力が遂に一般家庭の消費量を上回る事態となってしまいました。マイニングの市場規模は今なお拡大を続けており、このままでは国全体が電力不足に陥る可能性もあります。アイスランド政府もこの事態を重く見ており、マイニング事業者に重い税率を課す規制法案も検討しているそうです。

アイスランド議員、仮想通貨マイナーに対する課税を提案
出典:財経新聞

昨今のマイニング市場は、かつて冷房機器に使用されていたフロンガスの存在を彷彿とさせます。

フロンガスについて

フロンガスは1920年代に開発され、冷蔵庫やエアコンなどの電化製品に広く使われてきた有用な化学物質です。しかし1970年代にアメリカの科学者らの研究により、フロンガスは成層圏に辿り着くと紫外線との反応により塩素原子を放出、この塩素原子がオゾン層を破壊してしまうということが判明。世界中でフロンガスの使用に規制がかけられるようになりました。

仮想通貨はまだまだ発展途上のテクノロジーであり、運用していく中で予期せぬ問題が発生するのは仕方のない事です。かつて世界を騒がせたオゾンホールも現在は着実に回復しているのですから、問題があればその都度規制案を検討し対応していけば良いだけの話です。

優れた技術は社会の利益に貢献されるべきであって、敵を作るべきではありません。国家の電力インフラに過度な負担をかけ、科学研究の分野にまで弊害をもたらしているPoWのマイニングシステムは、遅かれ早かれ世界規模で規制されていくことでしょう。仮想通貨業界全体が脱PoWに動くことを見越して、これからはアルトコインへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。

欧州の大手電力会社がマイニング事業者への電力供給を拒否!マイニングが規制される前にPOS・POI・POBタイプのアルトコインに投資しよう!

結局どの取引所が一番良いの?

編集部イチオシの仮想通貨取引所はここ!!
仮想通貨取引所はどれを選んでも一長一短で、自分の投資スタイルに合ったものを選ぶのがベスト。ですが、どのように選んでよいのかわからないですよね。

適当に選べば
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